おかねへの姿勢

投資をはじめる前に、貯蓄体質

投資をすると、キホン的におかねが増えていきます。

ただ、継続していかないと投資はうまくいかないので、つねに余裕資金がある生活をしていきたいです。

おかねが足りないから借りるはダメ

投資をはじめると、“託した” おかねが徐々に増えていきます。

“託する” おかねがないと増えていきません。

借りてきて “託す” と、利子の支払いに追われて増えません。

ですから、働いて返す必要のある借金は、まず返しましょう。

入ってくる収入よりずっと少ない額で暮らすことが、投資をはじめるスタートになってきます。

おかねの知性

いろんな方が表現される、おかねの知性をシンプルにしてみました。

ひとことでいうと、

  • レベル 0:借金におわれている
  • レベル 1:その日暮らし、貯金なし
  • レベル 2:あまったら貯金
  • レベル 3:積み立て貯金
  • レベル 4:保守的長期投資
  • レベル 5:自分なりの投資、事業
  • レベル 6:経済的自立

となります。

自分はどのレベルにいるでしょうか。

このレベルは、飛び越えてはすすむことができません。

ひとつずつすすんでいくことになります。

投資がうまくいかないひとは、

  • 一定の貯蓄がないのに、自分で投資先企業選びや景気予測(レベル 0や1 能力なのに、レベル 5 の内容)
  • 毎月は貯蓄ができずボーナス補填しているのに、長期運用(レベル 2 能力なのに、レベル 4 の内容)

と能力以上のレベルに取り組もうとしています。

投資をはじめる前に、レベル3 積み立て貯金ができるようになりましょう。

貯蓄体質になることからはじまります。

貯蓄体質になる

貯蓄体質でないほとんどのひとは、意識改革からはじまります。

生まれつき貯蓄体質

もちろん、意識改革が必要でないひともおられます。

実家が商売や事業をしている方の多くは、しぜんと貯蓄体質なので、すぐに投資をしてもいいことになります。

貯蓄体質の障害

そうでない私たちは、積み立て貯金をしようとしても、なかなかうまくすすみません。

物欲とミエが、レベル3 にすすむ障害となっています。

これは、多くのひとにとってけっこう厄介です。

貯蓄体質になる対策

対策としては、最終イメージをしっかりさせることです。

  1. 貯蓄体質になって
  2. レベル4 ホクホク株式投資をはじめて
  3. 最終的に経済的自立 (ファイナンシャルインディペンデンス) をつかむ

物欲やミエを満たすためでなく、自立と自由にむかっておかねを使っていき、おかねに困らなくなるイメージです。

投資をはじめる前の助走期間に、貯まっていく通帳をたのしむ成功体験を積み重ねていきましょう。

まとめると

投資をはじめる前に、貯蓄体質になって積立貯金ができるようになりましょう。

そのために物欲やミエをなくし、経済的自立というゴールに向かっていきましょう。

ギャンブル依存は投資にむいている

ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。

ただただ、ギャンブルにだけおかねを注ぎ込んできました。

ギャンブル依存になると、

ものを持たず、ひとからどうみられるかに興味がなくなってしまいます。

別の視点でみると、物欲とミエがないので、いわゆる貯蓄体質になるための障害がありません。

主戦場を、“奪い合い” ギャンブルから、“ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。

レベル3 積み立て貯金で苦しむことなく、

レベル4 保守的長期運用にいきなりとびこえていけるので、

すぐにおかねが増えていきます。

おかねに困らなくなります。

物欲とミエがない、ギャンブル依存でよかった。

これからゆたかになっていきましょう。