依存症克服

たしかに依存症だったけど

依存症について学ぶたびに、いつもなんだかモヤモヤする内容の箇所があります。

まあ、個人的なちっちゃい違和感です。

アダルトチルドレン

カウンセラーさんとかの依存症関連本を読むと、家庭環境の記述が多いです。

典型的な例では、

  • 父親:アルコール依存やギャンブル依存
  • 母親:絵に描いたような共依存
  • 上の子:両親と下の子を気づかうしっかり者
  • 下の子:お調子者やとんでもない不良

といった感じです。

こんな機能不全一家だったために、愛される実感や生活必需品がない子ども時代を過ごしたひとたちを、アダルトチルドレンといいます。

そして、抑圧された子ども時代を過ごしたアダルトチルドレンは、あらたな依存症や共依存症の大人になってしまい、

貧困のサイクルや暴力のサイクルとおなじように、依存症や共依存が世代を超えてつづいていくそうです。

機能不全といわれると

こんな内容を見るたびに、自分が子供のころを思い返します。

地方の田舎そんな裕福ではないサラリーマン一家に育ちましたが、まあふつうでした。

というか、それなりに幸せでした。

アダルトチルドレンは、

  1. 周囲に対して過敏
  2. 自分が悪いと思いこむ
  3. 必要以上に忍耐強くなる
  4. 物事の基準を自分で決められない

自己肯定感も価値観も低い特徴がある、

そう言われると、なんだか自分も当てはまる気がしてきます。

一方で、だれだってみんなそんなもんだ、とも思います。

自分も兄もギャンブル依存を経験したのは、父親がたまにパチンコしていたからでしょうか。

昭和の庶民にとっては、あちこちで見慣れた景色のはずです。

自分も兄もギャンブル経験を株式投資に利用したので、いまとなってはどちらかというと裕福にもなりました。

“だからよかった” になってるし、家庭環境をステレオタイプに表現されるとなんかイラッとするんです。

なんだかんだグチっぽい、なにが言いたいのかわからない話となりましたが、

やっぱり自分の子どもには、ギャンブルではなく投資に、はじめから気づいてもらいたいですねえ。