おかねに困って “ウソ” ついて “借金” までして、なぜずっとギャンブルをしているのでしょう。
どうしてハマっているのでしょうか。
ギャンブルにハマるきっかけ
ギャンブルをはじめるきっかけは、周りにギャンブルするひとがいるからです。
それでは、ギャンブルにハマるきっかけはどうでしょうか。
ギャンブル経験のないひとたちにとっては、たまたまいったパチンコ屋で大勝ちした経験からハマる、というイメージのようです。
経験者の多くが、否定するでしょう。
最初に勝たないとつづけられないのなら、そんな確率はとても低く、ほとんどだれもハマらないことになります。
おかねを賭けることがたのしい
どっちに転ぶかわからないことに、おかねを賭けるそれ自体がたのしいからハマるのです。
本来ヒトは、不確定要素に惹かれるようにできています。
子どものときには、駄菓子屋でクジをひきます。
大人になっても、商店街やお祭りの神事などで福引きをしたりします。
といってもふつうのひとは、不確定要素に “キケン” という感情も同時にもっています。
賭け事にのめり込むことはありません。
おかねをはることだけが気持ちいい
ハマってしまうひとは、依存症になる特有の経過がおきています。
最初のうちは、賭けることも勝つこともたのしかったはずが、
勝っても “ふーん”、負けても “ふーん” と、勝ち負けがどっちでもよくなってくるんです。
いつしか、おかねを賭けることだけに心を奪われるようになります。
おかねをはった瞬間脳内に出る、ドーパミンという快楽物質にしか反応しなくなるんです。
このドーパミンは、イタイ額であるほどたくさん放出されます。
そして、イタイ程度がどんどん強くならないと出てこなくなる仕組みになっています。
最終的に、他のなにをやっても得られないドーパミン中毒になるのです。
イタイほどの額が日常生活を食いつぶし、最後は “ウソ” と “借金” だけにされてしまいます。
ドーパミンを毒から武器へ
このドーパミン中毒経験を、株式投資にいかせばいいんです。
株式市場下げ相場
企業のオーナー権利である株式の価格は、長期的にみると企業利益を通算して形成されていきます。
一方短期的には、市場心理という感情で価格が乱高下するのが現状です。
その際に下げ相場があれば、安い価格で株式を手に入れる絶好の買い場になっています。
しかし底値の見えないパニックの下げ相場において、ついつい怖くて株式を手放してしまいがちです。
だからよかった療法 応用
こんなときにギャンブル依存だったひとは、不安や恐怖を押さえ込んで、株式を買いつづけることができるのです。
それも、ドーパミンを出しながら、よろこび勇んで買っていけます。
あの憎っくき中毒薬ドーパミンが、投資のときは武器にかわります。
反転させて、だからよかった、にしていきましょう。
ドーパミン中毒の経験があるギャンブル依存は、
株価急落時に冷静で大胆な正しい行動がとれる優秀なひとなのです。
まとめると
ギャンブルにハマるのは、ビギナーズラックではありません。
おかねを賭けるときに放出されるドーパミンによって、勝ち負けに興味がなくなるギャンブル依存が形成されます。
ギャンブル依存経験者が株式投資をしていけば、
そのドーパミン中毒経験を利用するのでうまくすすんでいきます。
ギャンブル依存は投資に向いている
ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。
イタイほどの額を賭けてドーパミンを出しながら、
おかねをパチンコ玉やお馬さんに託してきました。
“奪い合い” で “だれもよろこばない” ギャンブルをつづけたために、
いつもおかねに困るようになりました。
これからは、主戦場を “ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。
しぜんとおかねが増え、暴落時に買い足すのでもっと増えます。
暴落時に突っ込める、ギャンブル依存でよかった。
これからゆたかになりましょう。