依存症のひとは最終的に、信用もおかねも健康もすべてを失って破綻します。
しかし、苦しめられているはずの家族が金銭的に助けてしまうので、依存症のまましばらくつづくことも多いです。
このような共依存状態は、特別な依存症のひとたちだけでなく、だれにでも起こりえます。
共依存
“共依存” はアルコール依存症から派生したことばで、
- アルコール依存者
- ギャンブル依存者
などと、その生活を援助してしまう家族との関係性を言います。
アルコール依存者の場合
アルコール依存のひとは、おかねを失って、仕事を失っても、お酒を飲んでいます。
どうやって飲みつづけているのでしょう?
依存症のひとといっしょに暮らしている家族が、おかねやお酒をついついわたしてしまうのです。
- これを最後にして立ち直ってね
もちろん裏切られつづけ、暴れるアルコール依存者とのせまい空間内で思考停止し、
- アルコールさえやめてくれれば
- このひとを立ち直らせるのがわたしの役目
と、どんどんわるいサイクルにハマってしまいます。
そして依存症のひとは、共依存者の気持ちを利用しながら、もっともっとアルコールに依存しつづけるのです。
ギャンブル依存者の場合
ギャンブル依存の場合は、数回裏切られた時点で、しぜんとおかねを渡さなくなりますが、
- 必死でかくす、必死でさがす
という、おかねのやりとりがはじまります。
そんななか、また隠していた借金に気づいてしまうのが一般的で、
しかも破綻ギリギリまで熱心に仕事をつづけていることが多く、
小さな返済をくり返しながら、とんでもなく膨れ上がった借金の額に、これまた驚かされるのです。
しかし、親戚 や 勤務している会社にバレたくない家族は、ついつい肩代わりして、共依存となってしまいます。
金銭的に感情的に健康的に、どの依存症者家族も苦しみつづけることはまちがいありません。
共依存にならないため
共依存の関係に陥らないために、そして共依存から立ち直るために、
- 一般的対応
- だからよかった療法
どちらも知っていたいです。
一般的対応
- 援助しない
- 専門機関に相談する
- 立ち直りを期待していることは伝える
金銭的援助をせず専門機関に相談し、依存症が病気であることを学んで理解します。
そのうえで依存症者へ、底打ちしたときにはしっかり応援することを伝えつづけましょう。
そしてさらに重要なのが、
- 依存症者の人生 と 自分自身の人生 とはちがうことへの気づき
です。
つまり、依存症のひとの立ち直りは、家族であっても自分の人生そのものではありません。
悪循環を断ち切って、
- まず、自分は自分で幸せになる
- そのうえで、立ち直ってくれたなら、もっと幸せ
という思考を、しっかりもちましょう。
だからよかった療法
その実行方法のひとつが、“だからよかった療法” で、
依存者も共依存者も株式投資に取り組むことを推奨しています。
ギャンブル依存のひとに対して、ギャンブルをやめてふつうにもどる応援ではなく、投資家になる応援をしていくイメージですすめていきましょう。
というのも、ギャンブル依存のひとは、
- おかねが好き
- とびぬけて質素
- おかねをあっさり手放す
- ソンすることをためらわない
だれよりも投資家としての資質があるので、
投資に興味をもてばしぜんとゆたかになっていくからです。
そのために、まず家族が株式投資に興味をもってはじめます。
おそらく、すんなりはいかないかもしれませんが、
それでも世界中の企業に分散投資をしていけば、比較的安全に資本収入が入ってきて、
家族自身が少しずつゆたかになり、自分の人生をたのしみはじめます。
そうすると、すぐ近くにいるギャンブ依存者は、
- 底を打つ前から投資に気づいて興味をもち、
- センスよく投資をはじめ、
- “奪い合い” のギャンブルをやめて、“ひとによろこんでもらう” 投資でゆたかになっていく
という、いい流れがおきるのです。
ギャンブル依存を “治す” のではなく、“利用する” 姿勢なので、ストレス や ガマンはなく、
金銭的・心理的ゆたかさが得られる新たな挑戦は、みんなそれぞれの自立へつながるのでオススメです。
みんなだれしも共依存
このような アルコール や ギャンブル といったあきらかに病気の依存症ではなくても、
いつのまにか心を奪われ、依存・共依存の関係となって苦しんでいるひとは多いです。
たとえば、
- 子どもの成長だけが生きがい
- 彼氏や彼女にひたすら尽くしつづける日々
- 勤める会社内のポジションや評価に一喜一憂
考えてみれば、みんなだれだってせまい範囲のなかだけで、
自分ではコントロールできないことにふりまわされ、共依存のように反応的な暮らしとなりがちです。
だからこそ、自分自身でコントロール可能なことに集中して、
自分の人生を幸せにしたうえで、家族やまわりのひとと成長していきましょう。
ギャンブル依存・共依存でないひとも、株式投資をはじめて、金銭的・心理的ゆたかさをもって自立していくのがいいですね。
まとめると
苦しめられながらも依存症者をついつい助けてしまう共依存関係とならないように、家族は金銭的援助をせず専門機関に相談しながら応援をつづけましょう。
共依存のような周囲にふりまわされる暮らしを避けるため、自分でコントロール可能なことに集中して、自分自身の幸せを優先します。
株式投資をはじめて金銭的にも心理的にもゆたかになることが、だれであっても自立につながりやすいです。
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【元ギャンブル依存ドクターの経歴】
ギャンブル依存は投資に向いている
ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。
極限まで質素な生活で、ひたすらパチンコ玉やおウマさんに、おかねを託しつづる日々だったです。
“奪い合い” で “だれもよろこばない” ギャンブルをつづけたために、
いつもおかねに困るようになりました。
これからは、主戦場を “ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。
ギャンブル経験者は投資家としての資質があり、世界中の企業へ分散投資からスタートさせて、しぜんとおかねを増やせます。
家族ともおたがいに刺激し合いながら、学んで実践して盛り上がりましょう。
投資家気質により家族みんなで小金持ちになれる、ギャンブル依存・共依存でよかった。
これから、ゆたかになりましょう。