最近よく依存症の本を読みます。
ほとんどのひとはなぜ犯罪をしないのか、の研究から、
犯罪や依存症を遠ざける要因が導き出されるそうです。
この結果は、おかねが貯まらないひとにも参考になる要因になっています。
ほとんどのひとはなぜ犯罪をしないのか
犯罪者がなぜ犯罪に至るのか、ではなく
犯罪や依存症において、
- 犯罪者がなぜ犯罪に至るのか
という視点では、境遇や家庭環境など過去の話が中心となり、解決策につながりにくいです。
そこで、
- ほとんどのひとはなぜ犯罪をしないのか
という視点が大切になります。
社会的な絆
犯罪を遠ざけるのは、4つの社会的な絆だそうです。
- 愛着:人間関係や所属先に愛着があるひと
- 忙殺:仕事や勉強に忙しいひと
- 投資:時間・金銭・エネルギーなど自分の資源を活用してたのしんでいるひと
- 信念:犯罪をしないという信念があるひと
これらで、犯罪も依存症も防ぐことができます。
逆に言うと、
- 家族や仲間がなく
- 毎日ヒマで
- 打ち込めるものもなく
- 将来設計がない
と、犯罪や薬物依存となりやすいそうです。
なぜおかねが貯められないのか
おかねを浪費してしまうひとをマイルドな買い物依存症と考えてみましょう。
どうなるとお金が貯まらないのか、イメージがわいてきます。
- 家族や仲間がなく
- 毎日ヒマで
- 打ち込むものもなく
- 将来設計がない
社会的な絆に乏しいと、ムダな浪費が増えていくのです。
自分たちサラリーマンで考えると、
- 残業や祝日勤務で家族と会えなくて
- 毎日やらされ仕事で
- 日々他人に振り回され
- まったく先が見えない
働き方をしているので、ムダな浪費をしてしまいます。
貯蓄体質になるためには、逆にしてしまえばいいことに気づきます。
- 家族との時間を優先する
- サラリーマン生活をムリせずしゅくしゅくとこなす
- 投資や個人事業副業に熱中する
- 早期リタイアして、家族や個人事業副業をもっとたのしむ計画を妄想する
こうしていけば、すぐに貯蓄体質になり、加速度的におかねが増えていきます。
社会的な絆を起点にして自分自身がたのしんでいけば、
犯罪や依存症に近づくこともなく、さらに金銭的にもうまくすすんでいけそうです。
まとめると
愛着・忙殺・投資・信念という4つの社会的な絆を大切にして、ゆたかになっていきましょう。
依存症予防や治療にも応用できそうです。
ギャンブル依存は投資・個人事業副業に向いている
ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。
ギャンブル仲間を大切にし、ギャンブルに忙しく、自己資源をせんぶギャンブルにつぎ込み、ギャンブルをつづける信念、
という、すべてギャンブルへの絆だったと言えます。
“奪い合い” で “だれの役にも立たない” ギャンブルをつづけたために、
いつもおかねに困るようになりました。
主戦場を、“ひとによろこんでもらう” 株式投資や個人事業副業に換えるだけでいいいんです。
ギャンブルをするヒマがなくなるだけで、おかねに困らなくなります。
つづけていけば、いつかおかねが増えていきます。
絆4つの向きを変えて社会的につながるだけでいい、ギャンブル依存でよかった。
これからゆたかになりましょう。