子どもがいる世代のひとに、おかねの “貯めどき” という話をするひとがいます。
個人的な意見ですが、昭和の保険屋さんセールストークに聞こえてきます。
“貯めどき” 3つ
従来の 3 期間
おかねの “貯めどき” といえば、
- 独身時代
- 子どもが小学校にあがるまで
- 子どもの独立から定年まで
この3つの期間をしっかり貯めて、残りの期間はトントンで暮らしていくイメージの話です。
年数で言うと
よく見てみると、
- 子どもが小学校に入ってから大学卒業までは、おかねが貯めにくい
ということです。
教育費や住居費が一気に増えていくから、と言われます。
そこで不安をあおるように、学資保険や住宅ローンのセールストークに使われたりします。
具体的年数で教育期間を見てみると、
- 子ども一人で、6才から22才まで16年間
- 子ども数人で、16年間 + α
で、20年前後ということになります。
夫婦の老後は?
大学を出て社会人になって60才が定年としたら、いわゆる収入があるのは40年弱です。
その40年のうち20年程度が “貯めどき” でないとしたら、20年弱しかおかねを貯められません。
そんなのん気な老後設計でいいのは、
- 20代で結婚
- 収入が右肩上がり
- 退職金あり
子どもの教育が終わってから十分におかねが貯められる昭和世代のひとだけです。
つまり親世代の言うとおりにしていくと、わたしたちは老後ハタンすることに気づきます。
いつでも “貯めどき”
このご時世、
- 晩婚
- 労働収入減あっても、労働収入増なし
- 退職金なし
が当たり前なので、いつでもどんなときでも “貯めどき” の心構えが必要です。
保険とかローンとかの検討でどうなるわけではありません。
教育費、住居費をきっちり身の丈にするのが、なによりも安全です。
そして労働収入のなかから、つねに株式や不動産などに廻して、資本収入をつくっていきたいです。
ずっとおかねの “貯めどき”、ずっと資本の買いどき、の姿勢でわたしたち世代はすすんでいきましょう。
まとめると
貯蓄や運用ができない理由を、子どもの教育費や住宅ローンにしないようにしたいです。
ずっと “貯めどき” になるように、固定費はいつも身の丈にしておきましょう。
ギャンブル依存は投資に向いている
ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。
おかねがないもの同士、つねにギリギリでしのぐ日々でした。
いつでも勝負どころ、が日常でした。
“奪い合い” で “だれもよろこばない” ギャンブルにおかねを放りつづけたため、
いつもおかねに困るようになりました。
主戦場を、“ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。
世界中の企業に、おかねを放り託していきましょう。
つづけていくだけで、おかねに困らなくなります。
いつでも勝負どころが当たり前の、ギャンブル依存でよかった。
これからゆたかになりましょう。