ケガさえなければ、競馬にかぎらずスポーツでよく言われます。

幻の三冠馬といえば、選ぶひとが競馬をしていた時代や、2つ勝ってないといけないか、などでひとによってちがってきます。

わたしなりに勝手に選んでみました。

屈腱炎

サラブレッドは、体重500キログラムを4本の中指で支えて、時速60キロメートルで駆け抜けます。

いつの時代も、本人のスピード能力にカラダがついていかず、故障が起きてきました。

能力の高いウマが屈腱炎になってそのまま引退、20年くらい前はいまよりもかなり多かった気がします。

幻の三冠馬

そんなケガさえなければの幻の三冠馬、わたしにとっては、フジキセキとアグネスタキオンですねえ。

どちらもそのときには、サンデーサイレンスの最高傑作といわれてました。

フジキセキ

あの弥生賞、どの馬も逃げたくなく、競輪のようにみんながスロースタートでした。

押し出されるように、でも堂々と逃げる角田とフジキセキ、

直線でギアを上げると、一瞬で全頭が置き去りでした。

角田ジョッキーカッコよかったです。

小島太や角田、有力馬でのふてぶてしいほどの騎乗は惹きつけられました。

個人的に角田ジョッキーといえば、ジャングルポケットよりもノースフライトとフジキセキの印象が強いです。

アグネスタキオン

クラシック前に無敗の有力馬アグネスが2頭、どちらも乗り役は河内ジョッキー。

もちろんアグネスタキオンで3冠を獲りにいく年でした。

ジャングルポケット、クロフネを相手にしなかった、衝撃のラジオ日経賞。

そして、弥生賞、皐月賞をラクラクと勝利。

とんでもなく強く、速く、そしてあっという間の引退でした。

ダイワスカーレット、ディープスカイ、子どももすごかったですねえ。

あのころの、ホントなつかしいクラシックの想い出はなしをしてみました。

さあ今週は、日本ダービーです。

ギャンブルはやめても、しばらく競馬観戦はつづくのでしょう。

今年、角田、河内厩舎からの出走はかなわなかったですね。