どうやっても攻略できないゲーム や どうなっても克服できない困難 を、無理ゲー というそうです。
まあ、ギャンブルそれ自体が 無理ゲー だったですね。
リーチ
パチンコのフィーバー機では、3つ数字が揃うと大当たりです。
2つ揃ったら最後の1つがゆっくり回転するようになってから、人気が爆発したそうです。
ロングリーチ
30年くらい前は、リーチがかかると1-2周回転して停止するだけでした。
その後、1周回りきるとキラキラ光りながらもう1周回るロングリーチが主流となり、
一度止まってからまた動き出す、なんかもあったです。
このころは、ロングリーチに発展すると大当たりしやすかったですが、1周目のノーマルリーチでもそれなりに当たってました。
スペシャルリーチ
CR機や液晶画面になってからは、リーチ演出がさらに激しくなっていきます。
- キャラクターが画面上で、障害物の数字を破壊すれば大当たり
さらに、
- ドラマのワンシーンが成立すれば大当たり
とんでもなく時間のかかる、いろんなリーチアクションが当たり前となり、
演出上、3つ目の数字がちょうど止まってノーマルリーチで大当たり、というのはなくなりました。
あのおじいさん
いつだったか憶えてないですが、もうノーマルリーチでは当たるわけなくなっていたので、15年前くらいでしょう。
リーチがかかって、大当たりの数字が通過するたびに台を叩いているおじいさんを偶然見かけました。
20年くらい前からの、台をぶん殴ったり大声を出していたクセが抜けていないご様子だったです。
- ノーマルリーチのままで、当たるわけないだろ
どういうわけか、いまでも強く記憶に残っています。
最近の表現であらわすと、無理ゲー をつづけているおじいさんへの違和感がハンパなかった、という感じだったです。
まあ、なんだかムリやりの流れでいきなり終わってしまうけど、
みんなノーマルリーチで盛りあがっていたあのころが、純粋にイチバンおもしろかったのはマチガイないですね。