わたしたちのまわりには、おかね持ちのひとがいません。
ついつい、おかね持ちはわるいことをしている、おかね持ちにはわるいことをしないとなれない、と考えがちです。
そうではなくて、おかね持ちにはあこがれていきましょう。
おかね持ち
いわゆるおかね持ちには、2種類あるそうです。
- 相続したひと
- 起業して成功したひと
なかなか知り合いはいないですが、なんの仕事していてもおかね持ちのお客さんに出会うことはあるものです。
接してみると、ホントにみんな感じがいいことに驚きます。
おかね持ちなのに感じがいい、とか思ってしまいます。
本を読んでみると、その逆で、
感じがいいからおかね持ちになれたり、おかね持ちのままでいられるそうです。
一般的におかね持ちは、
- ひとをよろこばせつづけ、身の丈で暮らしつづけてきた
魅了あるひとたちということになります。
それに、相続のおかねも次の代に守り渡していくので、わたしたちが考える “遊んで暮らす” とはなっていません。
おかね持ちマインド
小金持ち
ホントのおかね持ちではないけど、おかねには困らない、“小金持ち” というひとたちもいます。
- 小金持ち分相続したひと
- 小金持ち分起業して成功したひと
- 身の丈で暮らして投資してきたひと
この場合は、3種類に増えます。
そしてわたしたちは、③の小金持ちを目指していくことになります。
おかね持ちにあこがれよう
小金持ちになるために、まずどうしたらいいでしょうか?
野球に打ち込んでいると野球選手にあこがれるように、
テニス上達していくのにテニス選手にあこがれるように、
小金持ちになるためには、まずおかね持ちにあこがれましょう。
そうすると、おかね持ちのマネをするようになるので、しぜんとおかね持ちマインドを手に入れられます。
最初に変化してくるのは、
おかねやおかね持ちに対して、
- おかねと幸せとどっちが大事か
- おかねを持つと人間がわるくなる
という考え方ではなく、
- おかねも幸せも大事
- おかねを持つほうが、ひとにやさしくなれる
という考え方に変わってきます。
おかね持ちマインドを手に入れて、
自分なりにひとによろこんでもらいながら身の丈暮らしをする、小金持ちに向かってすすみはじめます。
となりの億万長者
そこから具体的には、貯蓄率と投資意欲をしっかり高めていくことになります。
トーマス・J・リターンさんは有名な本のなかで、
身の丈暮らしと投資により小金持ちになったひとを、“となりの億万長者” と紹介しています。
- いわゆる浪費に興味がない
- 少しでも投資におかねをまわそうとする
- 不況時にこそ、大胆に投資する
- つねに学び、守り増やす
実践していきたい4つの特徴をあげてみます。
いわゆる浪費に興味がない
高級志向がない、ということです。
クルマ、時計、衣服などを利便性や必要性で考えます。
他人の目ではなく、自分の生活がゆたかになるか、が唯一の基準になっています。
少しでも投資におかねをまわそうとする
手元に必要以上の現金をおきません。
質素に暮らすことでしぜんと貯まったおかねは、絶えず運用にまわしていきます。
そうしないと、落ち着かなくなってきくるのです。
不況時にこそ、大胆に投資する
株式が安いと感じると、日常生活品とおなじ感覚で勢いよく購入していきます。
損得勘定よりも、“安いから買う” という感覚を大切にします。
つねに学び、守り増やす
自分の生活をゆたかにしてくれる知識や情報を、つねに学ぼうとしています。
そして、自分より詳しいひととの出会いを大切にします。
自分なりの小金持ち
現時点の労働収入が多い少ないは、関係ないことに気づかされます。
浪費をせずに、資本収入を増やす方向に行動していくだけです。
どうやら、こんな要領で貯蓄と投資をすすめていけば、自分なりの小金持ちになっていけそうです。
まとめると
おかね持ちにあこがれることでおかね持ちマインドをもち、“となりの億万長者” 4つの特徴を実践して、自分なりの小金持ちになっていきましょう。
ギャンブル依存は投資にむいている
ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。
- いわゆる浪費に興味がない
- 少しでもギャンブルにおかねをまわそうとする
- いつでも大胆にギャンブルをする
- つねにどうにかならんか画策する
という特徴があります。
ギャンブル依存のひとは、“となりの億万長者” にそっくりです。
“奪い合い” で “だれの役にも立たない” ギャンブルをつづけたために、
いつもおかねに困るようになりました。
これからは、主戦場を “ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。
今までどおりの勢いで、世界中の企業に託していきましょう。
“となりの億万長者” になる素養が、もう備わっているんです。
小金持ちとおんなじ特徴をもつ、ギャンブル依存でよかった。
これからゆたかになりましょう。