おかねへの姿勢

自立して、ありのままの自分を認めると

ちょっと前にはやったアドラー本を読んでみました。

アドラー心理学における “依存” と ”自立” にあてはめると、ギャンブル依存のひとは ”自立” したひとかもしれません。

承認欲求

ヒトは、自分のことが大好きです。

集合写真を見ると、しぜんとまず自分を確認してしまうほどです。

それだけ大好きな自分がその他大勢とおなじあつかいを受けるなんてことは、まず耐えられません。

所属する場所でちゃんと認められたいので、特別な地位を求めて出世争いをしてしまいます。

しかし残念なことに、そんな他人からの承認欲求には際限がありません。

地位の高低に関係なく、

誉めたたえられないと生きていけないひとは、他人に依存して生きているので、いつまでもシンドイままです。

依存と自立

承認欲求を他人ではなく、自分に求めると幸せになるそうです。

  • 自分の価値を他人に決めてもらうのが、依存
  • 自分の価値を自分で決定するのが、自立

ふつうである、ありのままの自分を認めるのが、“自立” になります。

なんでもないその他大勢とおなじ自分を認めるのが、“自立” と言えます。

”ひととちがうこと” に価値を置くのではなく、

“わたしである” に価値を置くと幸せになれるそうです。

自立とおかね

おかねをつかう欲求のほとんどが、承認欲求です。

物欲とミエは、その他大勢とちがう自分を表現することで満たされます。

ありのままの自分、その他大勢とおなじ自分、を認めて “自立” すると、浪費がなくなります。

“わたしである” に価値を置くと、ほとんどおかねが必要なくなって、ラクになっていくのです。

まとめると

他人の評価を気にして、ひととちがうことを求めるのではなく、

ありのままのなんでもない自分を認めて、心穏やかに暮らしていきたいです。

物欲やミエがなくなり、しぜんとおかねは貯まっていきます。

ギャンブル依存は投資に向いている

ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。

他人の目も気にせず、ひたすらギャンブルに没頭してきました。

物欲やミエなんて、微塵もありませんでした。

“奪い合い”、“だれもよろこばない”、“トータルでマイナス” のギャンブルをつづけたために、

いつもおかねに困るようになりました。

主戦場を、“ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。

世界中の企業に託していいましょう。

その他大勢とおなじレベルでしゅくしゅくと投資をつづければ、おかねが増えていきます。

他人からの承認欲求に興味がない、ギャンブル依存でよかった。

これからゆたかになりましょう。