おかねへの姿勢

道徳と経済

道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である、

二宮尊徳さんの言葉で、オーナー経営者本のなかによく取り上げられます。

わたしたちサラリーマンも、もちろん意識していきたいです。

オーナー経営者にとって

道徳と経済は、企業理念と利益、でよく表現されています。

企業理念からはずれた稼ぎは、企業の存在意義を失くします。

反対に、儲からないまま理想を求めつづけていけば、企業が存続できなくなり社員を路頭に迷わせてしまいます。

理念と利益は、両輪バランスよくすすんでいかないといけないそうです。

勤め人にとって

サラリーマンの道徳と経済

わたしたちサラリーマンは、キホン的に上司の指示どおりに動いています。

そんな状況で、道徳なき経済で犯罪をするとしたら、

  • 違法行為となる会社内指示に従う
  • あやしげな副業をする

などが考えられます。

どちらも、貧してるのが原因で、犯罪につながっていることに気づきます。

道徳を問う前に、おかねが足りなくなっていることが問題なのです。

そして、経済なき道徳で寝言を言うとしたら、

  • 会社経営陣や上司を自己都合で批判する
  • なんでもボランティアで清貧をつらぬく

などが考えられます。

これらも、貧してるからこそ、寝言を言ってしまってます。

貧する自分をごまかし、なぐさめている行動です。

まずおかねを貯める

おかねを貯めると、この悪循環は断ち切れます。

勤め人は、ありがたいことに毎月お給料が入ってくるので、とりあえず半分以下で暮らしていきましょう。

1-2年で貧してる感覚がなくなります。

そのまま米国株中心に世界中の企業にインデックス投資していけば、ゆとりがでてきます。

  • 会社内の違法指示
  • あやしげな副業

は、すぐに断れます。

  • 会社首脳陣批判
  • ボランティアで清貧

をスムーズに反転させられます。

リスクをとっていない勤め人において、

道徳と経済は両輪ではなく、経済を先導して道徳がいっしょに回っていく感じにしていくとよさそうです。

まとめると

道徳と経済は、どちらも大切にして暮らしていきます。

わたしたちサラリーマンは、まずおかねを貯めて、自己防衛できるようにしたいです。

経済からはじまり道徳、そしてまた経済、というふうにしぜんといい循環にしていきましょう。

ギャンブル依存は投資に向いている

ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。

貧すれば貧するほど、心と体がすさんでいきます。

借金に追われて犯罪をおこしてしまったひとも見てきました。

“奪い合い”、“だれの役にも立たない”、“トータルがマイナスの” ギャンブルをつづけたために、

いつもおかねに困るようになりました。

主戦場を、“ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。

理念と利益の両輪を回す、世界中の企業に託していきましょう。

質素に暮らして貯めたおかねがさらに増えて、おかねに困らなくなります。

貧するから鈍することを知っている、ギャンブル依存でよかった。

これからゆたかになりましょう。