連チャン機には、保留玉連チャン機と数珠つなぎ連チャン機がありました。
わたしが大学生のころの有名な台で言うと、フィーバークイーンが保留玉連チャン機、ダイナマイトやブラボーキングダムが数珠つなぎ連チャン機になります。
保留玉連チャン機
真ん中あたりにあるスタートチャッカーに入ると、目の前の数字が1度回ります。
多くの台でその権利は、大当たり消化中においても4回保留されていました。
そして、この権利4回の大当たり確率を、通常の何倍から何十倍も高くしているのが保留玉連チャン機です。
そのなかで、高確率に変化させるタイミングが、
- 大当たりした瞬間
- 大当たりから1ラウンド開始時まで
- 大当たり各ラウンド中
- 大当たり各ラウンド間
- 大当たり消化中のある瞬間
機種によってちがってました。
そして、
- 保留ランプ 4つ目だけ
- 保留ランプ 1つ目だけ
- 保留ランプ 3, 4つ目だけ
- 保留ランプすべて
機種によって、確率が変化する保留回数もちがっていました。
攻略法
そうすると、連チャン確率を上げるために、
- 大当たり前に保留ランプをできるだけうめておく台
- 大当たり後のラウンドを意識してうめていく台
対応が変わってきます。
そしてもちろん、保留ランプが途切れないように打ちつづけるのは、パチンコをやる者として当然です。
セミプロパチンカーを自認するお兄ちゃんたちは、つねにランプの点灯数とスタートチャッカーに入るリズムを感じながら、1日中打ったり止めたりしてました。
とくに2つそろったリーチ時の対応が大切で、わたしもまあ必死に冷静につづける日々でした。
- 麻雀物語(平和)なら、あらかじめ全部うめる
- 魔王(西陣)なら、ほとんど空けておく
- アメリカン・ドリームやブルーハワイ(サンヨー)は、空けておいてから気をつけてうめる
なんだかなつかしいですねえ。
おやじ打ち
そんな連チャンの仕組みも知らず、おかねを入れて、ただハンドルをひねってるだけのおじさんも、もちろん多かったです。
そんな打ちっぱなしの “おやじ打ち” で、となりの台が連チャンをつづけられると、ホントつらかったです。
なんかうまく言えないけど、とんでもなくみじめな気持ちになってました。
がんばっても報われないことに熱中した、20歳前後の想い出話でした。
そして今いわゆるおやじとなった自分は、“おやじ〇〇” をいろんなとこでやらかして、苦笑されているのでしょう。