日常生活でトクするため や ポートフォリオを守るため に行動を単純化しても、感情はコントロールできません。
合理性だけの習慣化を目指しても、ムリがでてきます。
浪費を防ぐ
電子マネーやカードで支払って、ポイント集めを勧める記事をみかけます。
利用明細やポイントを活用するとおトクなので、いつでもカードを利用していくそうです。
しかし、浪費グセが残ったままはじめるから、大きなソンをしてしまいます。
ムダ使いや後悔する浪費を増やしてしまうのです。
買い物のたびにサイフからおかねが出ていくイタさを感じ、その都度物欲やミエをコントロールするしかありません。
カード決済によるポイントは、浪費をしない貯蓄体質になってからにしましょう。
狼狽売りを防ぐ
わたしたちレベルでの投資は、ポートフォリオ理論を参考に、しゅくしゅくと分散投資をやるしかありません。
上げ相場でも下げ相場でも、定期的に株を購入していくのが得策です。
積立投資を自動化させとけば、しぜんとおかねが増えることになります。
しかし、下げ相場でのカクゴをもたないままはじめるから、大きなソンになってしまいます。
価格が下回った現物株を売ったり、投資信託を途中で解約してしまうのです。
買うたびに価格が下がっていくイタさをその都度感じ、追いかけて購入する手元資金がなくなる恐怖を克服していくしかありません。
ボラティリティーをたのしめるようになってから、自分なりの運用スタイルができてから、自動的な積立にするのがいいかもしれません。
まとめると
合理性だけで行動を単純化しておかねを増やす前に、行動バイアスへの自制心を訓練して大きなソンを防ぎましょう。
ギャンブル依存は投資に向いている
ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。
期待値が1を上回るパチンコで買ったとしても、
ついつい、それ以上に競馬で負けてしまうのも日常でした。
“奪い合い” で “だれの役にも立たない” ギャンブルをつづけたために、
いつもおかねに困るようになりました。
主戦場を、“ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。
世界中の企業に託していきましょう。
ひたすら株を買いつづける覚悟をもてば、しぜんとおかねが増えていきます。
大きなソンをくり返すツラさを知っている、ギャンブル依存でよかった。
これからゆたかになりましょう。