おかねへの姿勢

経済的自立はゴールではなく、手段

わたしたちサラリーマンは、経済的自立 = 早期引退 と考えないようにしたいです。

もっと現実的で、ささやかな自由からイメージしていきましょう。

経済的自立のカンチガイ

FIREのイメージ

投資や不動産からの収入が生活費を上回ると、働かなくても暮らせます。

質素な暮らしと運用で、早期に引退する(FIRE: Financial Independence, Retire Early)の記事もよく見かけます。

  • 1億円の4%、年間400万円
  • 2億円の3%、年間600万円

で暮らしていくイメージで書いてあります。

経済的自立しても働く

投資をしていないひとが、よく、

  • 3%、4%の運用成績を達成できない年は暮らせない
  • 仕事しないとゼイタクするおかねが足りない

から、400万円や600万円程度の収入ならガマンせずに働けばいいのに、と言ってたりします。

そのとおりです。

1-2億円貯まってゴールに達したのでぼーっと暮らします、とはなりません。

運用成績が1%になっても暮らせるように、もっと年間の不労所得を増やしていくように、勤めでも商売でも働いていきます。

逆から見て、お給料が減ってもいいように、年をとって働けなくなってもいいように、投資をしていけばいい、のとおんなじです。

サラリーマンが意識する経済的自立

一般的に、経済的自立は自由と表現されます。

  1. イヤなことを断る
  2. ホントにやりたいことをする

という生活が可能になるからです。

ここで、① と ② との大きな差に気づきます。

① レベルの自由でいいならば、別にサラリーマンをゆるくつづけても構いません。

ムリを言われたら断る姿勢で、定時に帰る勤め仕事をキッチリやっていきます。

1-2億円でギリギリの早期引退をゴールにするのではなく、“イヤなことを断る” 手段や盾にする考え方です。

そして、そのかなり先に、② ホントのやりたいことだけするレベルの自由があります。

わたしたちサラリーマンにとっての経済的自立は、イヤなら断る、イヤならヤメる、という権利をもつレベルから目指していきましょう。

まとめると

まず、ホントにイヤなことを断られる程度のストックとフローを持ちましょう。

質素な暮らしと運用とをつづけることで心の平穏を手に入れてから、さらなる自由を求めていきましょう。

ギャンブル依存は投資に向いている

ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。

ギャンブルをやるためだけに、なにも考えず労働をする日々でした。

“奪い合い” で “だれの役にも立たない” ギャンブルをつづけたために、

いつもおかねに困るようになりました。

主戦場を、“ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。

世界中の企業に託していきましょう。

投資のために労働すれば、しぜんとおかねが増えていきます。

ゼイタクにもリタイヤにも興味がない、ギャンブル依存でよかった。

これからゆたかになりましょう。