ナルシストでもないし、自己愛が強い方でもないし、と思っていても、みんな自分が大スキです。
自分のチカラでいい結果をだす主役のヒーローを演じたがらないように、いつでも気をつけていきたいです。
主役と脇役
よく言われることですが、勤めている会社の社長や米国大統領のヒハンをしたところで、なんの意味もありません。
それよりも、自分でコントロールできる目の前のことに行動を起こし、人生を好転させていきます。
その際、
- 最終的な結果をだす主役になっているか
- その主役をサポートする脇役になっているか
自分の立場をカンチガイしないように確認していきたいです。
具体的なおかねのはなしで言うと、
- 消費 の主役は、自分自身
- 商売 の主役は、お客さん
- 事業 の主役は、現場
- 投資 の主役は、企業
を意識していきます。
① 買い物消費をするときは、自分が思うように自分のおかねを使います。
逆にいうと、自分が主役なので、お店のひとや周囲のひとのためにムリしておかねを使わないようにしていきましょう。
② 個人事業でも勤め仕事でも商売をするときは、お客さんに心地よくたのしんでもらいます。
自分は脇役なので、お客さんの声や動きを感じながら対応していきましょう。
③ 大企業の役員であっても中小企業の課長であっても事業に関わるときは、現場に気持ちよく効率よく働いてもらいます。
自分は脇役なので、現場の声や動きを感じながら環境を整えていきましょう。
④ 日本個別株でも海外ETFでも株式投資をするときは、企業にのびのびと世のためひとのための活躍をしてもらいます。
自分は脇役なので、企業トップの声や事業内容を感じながら応援していきましょう。
脇役なのに
しかし自分大スキなわたしたちは、サポートとする脇役のときでも、ついつい主役を演じようとしてしまいがちです。
商売、事業、投資をするときに、いつのまにか自分主役の不遜な意見や指示、
- オレ が、お客さんを振り向かせる
- オレ が、現場を統制する
- オレ が、これから儲かりそうな企業をみつける
となってしまうのです。
そうすると、いい主役に会えないし、主役にいい結果をだしてもらえません。
考えてみると、ほとんどの場面において自分が脇役なことに気づきます。
つまり、オレなんかよりも他人によろこんでもらう名脇役をたのしみながら、数少ない自分が主役の場所を張り切っていくと、なんでもうまくすすんでいけそうです。
まとめると
商売の主役はお客さん、事業の主役は現場、株式投資の主役は企業、の姿勢で、でしゃばらずに自分の人生を謳歌していきましょう。
ギャンブル依存は投資に向いている
ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。
パチンコ玉の動きやお馬さんの走りに、おかねを託するのが日常でした。
“奪い合い” で “だれの役にも立たない” ギャンブルをつづけたために、
いつもおかねに困るようになりました。
主戦場を、“ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。
世界中の企業に託していきましょう。
脇役として応援していけば、しぜんとおかねが増えていきます。
脇役に徹するのが得意な、ギャンブル依存でよかった。
これからゆたかになりましょう。