相場格言にあるように株価動向を予想して、投機で勝っていこうとするひとがいます。
わたしたちのようなしがないサラリーマン投資家は、乱高下があっても気にせず、ゆっくり増やしていきたいです。
うわさ や 銃声 で行動する
有名な相場格言に、
- うわさで買って事実で売る
- 銃声が鳴ったら買え
というのがあります。
うわさで買って事実で売る
個別銘柄のはなしでも中央銀行政策のはなしでも、不確実で不安な期間は、みんな様子見で株価は下がります。
逆に言うと、なんでも確定してしまえば、それなりに悪い結果でも株価は反転上昇しがちです。
- 悪材料出尽くし
と、そんなときによく表現されます。
銃声が鳴ったら買え
世界のどこかで戦争がはじまりそうになると、みんな不安になります。
そして有事に備えて、安全資産の金やドルに交換され、しぜんと株価は下がります。
しかし戦争が起こってしまえば、とんでもない額の消費がすすんでいくので、
需要を見込んで株価は反転して上昇するのが一般的です。
倫理的なはなしを別にすれば、
- 銃声が鳴ったら買い
となるので、開戦はとんでもない悪材料出尽くし、とも言えます。
うわさ も 銃声 も関係ない
そんな知識がなんとなくあっても、わたしたちシロウトは気にしないようにしたいです。
うわさ や 銃声に反応すると
もし、
- うわさ が うわさ のままつづいたら
- 銃声が鳴ったあとに、想定よりもヒドイ戦争となってしまったら
- 需要をうめるほどの供給が追いつかなかったら
株価はさらに暴落するかもしれません。
- うわさが事実になったことに気づくタイミングが遅かったら
- 銃声が鳴いたときにもう終結していたら
- 別の株価材料が出ていたら
株価はもう上がらなくなっているかもしれません。
株価の底や天井なんて、わたしたちでは予想できません。
安く買って高く売ろう、とすれば、わたしたちの実力では大失敗をしてしまうのです。
アセットアロケーションをまもると
戦争や紛争が起きそうになっても、いつもどりでいきましょう。
じぶんのアセットアロケーションを、しゅくしゅくと守っていきます。
予想や機敏な動きなんかしなくても、手元にある日本円と比べて十分に株価が低かったら買うだけです。
- 暴落してたら、また購入する
- 反発してたら、もう購入しない
というシンプルな後追い反応をくり返すのがカンタンです。
有事であっても有事でなくても、備えてしぜんと守り増やすイメージでいきましょう。
まとめると
戦争や中央銀行政策をを予想して相場をはらないようにしたいです。
世界情勢には備えるだけで、じぶんのアセットアロケーションを守りながら、ゆっくり安全に増やしていきましょう。
ギャンブル依存は投資に向いている
ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。
泣きたくなるほどのドツボ、シビれるほどのハマリ を経験しながら、ちっぽけな自分を痛感する日々でした。
“奪い合い” で “だれの役にも立たない” ギャンブルをつづけたために、
いつもおかねに困るようになりました。
主戦場を、“ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。
世界中の企業へ、長期的に託していきましょう。
乱高下に振り回されずにいれば、しぜんとおかねが増えていきます。
うまくは立ち回れない限界を経験したことのある、ギャンブル依存でよかった。
これからゆたかになりましょう。