学生のころは土日のみ、社会人になったら毎日、スポーツ新聞を買ってました。
自分なりに、読む記事の順番が決まっていたです。
競馬欄

まず、新聞のほぼ真ん中にある競馬記事をみます。

- 月曜日:前週日曜の重賞結果、レース回顧、勝利厩舎やジョッキーのコメント、そして的中した記者のプチ自慢
- 火、水曜日:今週重賞のみどころ、有力馬紹介、過去の重賞プレイバック
- 木、金曜日:追い切り情報、とくに有力馬のタイム・内容・コメント
- 土、日曜日:競馬開催中で馬柱や予想びっしり

土日は別にして、月曜日と木曜日に読みたい内容がたくさんありました。
公営ギャンブル欄

つづいて、競艇や競輪などの公営ギャンブル記事をつらつらと読んでいきます。

といってもサラリーマンなので、平日開催しているギャンブルには、もちろん参加できません。
プロ野球欄

そこから前にもどって、プロ野球記事です。

1面から3面くらいまで、ほとんど野球関連だったですねえ。
- あの一球が
- あそこのプレーが

昭和生まれはみんな野球が好きで解説評論家気どり、熱くなって読んでました。
その他

そして、他のスポーツ や 三面社会記事 と 芸能 をななめに読んでから捨ててました。

ふだんから芸能記事にはまったく興味がないのに、
- だれかとだれかが離婚した
- だれかと事務所がもめている

新聞を買うと読んでしまうのは、ホント不思議です。

九州で働いていたころは、毎日売店でスポーツ新聞を買ってから職員食堂に行ってました。
20年経って

ギャンブルをやめて10年、地元にもどって5年、あの職員食堂からはもう20年になります。

先日、あさ電車で通勤していると、

みんながスマホをいじってるこのご時勢に、スポーツ新聞を読んでるオジサンを見かけました。

周囲のひとはなにも感じてなかったようですが、おそらくこれから競艇に行くはずです。

もうギャンブルすることはないけど、ギャンブル依存だったころがなんだかなつかしく、ココロが軽くふるえてしまいました。

竹内まりやさんの “駅” が後ろから流れてくるような、わたしひとりだけの感動的なシーンだったです。

それでなにが言いたいのかわからない、おっさんの想い出はなしを終わります。