どんなオーナー権利でも、安く買うに越したことはありません。
とくに不動産はしょっちゅう売買しないので、できるだけ安く買いたいでしょう。
しかし、安く買うことにこだわりすぎると、どの投資もうまくいきません。
安く買う は難しい

株式を購入する際に、
安く買って、十分な安全マージンをつくる

安全域の必要性を、ウォーレン・バフェットさんがよく述べています。

たしかに、価値あるものをできるだけ安く買い続けられるなら、投資はうまくいくでしょう。

しかし、わたしたち凡人には、
- 企業価値評価ができず、安いかどうかわからない
ので、

- 適正価格で多くの企業をひたすら買う姿勢
を優先したいです。
企業価値評価できない

企業価値は、これまでとこれからの企業キャッシュフローすべての合計であり、

バフェットさんなど専門家のひとたちは、日常的にキャッシュフローを推定しながら計算し、

その価値より十分に価格が安いときに、しっかり買いを入れています。

しかし実際、わたしたちが自分で計算できるはずもなく、ホントに安いかどうかはわからないはずです。
適正価格で分散する姿勢

それよりも、バフェットさんの別の表現、
いい企業を適正価格で買う
そんなつもりで、自分レベルの投資をしていきましょう。

バブルっぽく加熱していないのならキホン的に適正価格、というイメージです。

そして、いい企業なのか分析できないわたしたち凡人は、世界中の企業へ分散して高値買いを避けます。

これくらいが、素人にも持続可能な投資姿勢でしょう。
オーナーになる を優先

しかも、適正価格より十分に 安く買う へこだわるほど、
- おかねを産む資産を購入できない

そんな機会損失こそ、わたしたちは回避するべきなのです。

株式にしろ不動産にしろ儲かるのなら、オーナーになる期間が長いほど、おかねはたくさん入ってきます。

それに、オーナーとなるたび資本収入は増え、ファイナンシャルインディペンデンスへ近づくので、

価格のことを気にするよりも、はやくオーナーとなって長期間所有する原則を優先していきましょう。

“オーナーになる” ことこそが、投資の本質です。

“安く買えたら、ラッキー” くらいのつもりでないと、

いつまで経っても株を購入できないまま、通帳に日本円が貯まっていくだけで、投資をはじめられません。

一時的にソンしても、また買い足せばいい、

日本円2年分の生活費が手元にできたら、価格に振り回されず、どんどんリスク資産を購入していくだけです。

わたしたち素人にとっては機会損失を防ぐ姿勢がなにより大切なので、どんなときも 安く買う より どんどんオーナーになる を優先していきましょう。
まとめると

投資をするうえで、安く買おうとするより、オーナになることを優先しましょう。
日本円を通帳においておくのではなく、どんどんオーナーになって、ひたすらファイナンシャルインディペンデンスを目指すイメージを持ちたいです。
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【元ギャンブル依存ドクターの経歴】
ギャンブル依存は投資に向いている

ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。

たまに期待値が1を上回るゲームに出会えば、1回ずつのゲーム精度を上げるより一心不乱にスピードをあげ、

トータルゲーム回数を増やせば、勝ちにつながることを実践する日々だったです。

しかし、“奪い合い” で “だれの役にも立たない” ギャンブルをつづけたために、
いつもおかねに困るようになりました。

これからは、主戦場を “ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。

価格変動よりも実践購入へ集中していけば、しぜんとおかねは増えていき、

いろんなオーナー業を増やすほど、安定してきます。

ゲームの本質に気づける、ギャンブル依存でよかった。
これからゆたかになりましょう。