もし、株を安いときにたくさん買って、高いときに買わなければ、とんでもなく資産が増えていきます。
わたしたち素人レベルでは、日常的に株を購入しながら、株価が価値を下回る暴落時にこそ、もっと勢いよく買いつづけるイメージを持ちたいです。
株価形成

企業の今までとこれからの利益を、世界中のプロ同士が計算したうえで、

大きなおかねを動かしながら、日々株価が形成されています。

なので、ふだんは企業価値に安定したリスクプレミアムが追加され、株価は適正に動いています。
株価と企業価値との乖離

そんな日常から外れ、株の 価格 と 価値 とが大きくズレるのは、

- 株価上昇時のバブル:価格 が 価値 を大きく上回った状態

- 株価下落時のショック:価格が価値を大きく下回った状態
とが考えられます。

そのうえで、このどちらか真っ最中にいながら、価値 と 価格 との乖離に、わたしたちは気づけるでしょうか。
株価上昇時にズレはわからない

一般的に、資本主義全体の経済成長、企業努力による成長、リスクプレミアム、などにより、株価はキホンあがっていきます。

元来上がっていくものが現時点で上がりすぎているかなんて、わたしたち素人にわかるはずがありません。

しかも、適正な経済成長をバブルだとカンチガイした場合、
- 日本円のままで置いておくなら、おかねは増えない
- 積極的に売り注文でも入れたなら、大きなマイナスを計上する

行動を起こすほど悲惨な状況に陥ります。

- 株でもつのは、上りのエスカレーター
- 日本円でもつのは、下りのエスカレーター

資産管理の原則を考慮すれば、

素人にバブルは判断できず、さらに対抗手段もないのが現実です。
株価下落時でズレがわかるとき

ITバブル崩壊、リーマンショック、欧州危機、チャイナショック、コロナショック、数年に一度は暴落があり、

ヒドイ外部要因で株価が下がるときは、下げが下げをうむ状況から一気に底が抜けてしまうような展開へすすみます。

それは、
- プロが利益をだすために、日常的に大きなリスク(レバレッジ、オプション)をとっている
- プロは他人のおかねを運用しているため、解約に応じる必要がある

大きなおかねを動かしているプロほど、一定以上価格が下がるたびに株式を売るしかなくなるからです。

つまり、売り が 売り をよんで暴落しつづけるョックのときだけは、素人のわたしたちでも、株価が企業価値を下回ってしまうことに気づけます。

もちろん、すぐに株価がもどるかはわからないですが、長期的にみれば絶好の買い時で、

ぜひ、恐怖に打ち勝って、買い支えられる長期目線の投資家になりたいです。
暴落時に買うための質素倹約

できるだけ上りのエスカレーターに乗りながら、価値より価格が安い株を購入していくには、
- 日常や株価上昇時は、定期的に分散投資
- 暴落時は、いつもよりたくさん買う分散投資

こそ、わたしたち素人にはオススメで、

実践すればするほどうまくいき、暴落時にはもっともっと株を買いたくなってきます。

このように、株価暴落時は株のバーゲンセールだと真に気づけたとき、しぜんと、
- 暴落中の数ヶ月は、いつも以上に
- ふだんからも暴落に備えて

質素な生活が心地良くなってくるはずです。
まとめると

株式の 価値 と 価格 にズレがあるか、わたしたちはキホン的に判断できません。
割安だと唯一判断できる暴落時こそ、積極的に買いを入れたいです。
そのために、ふだんから質素倹約に努めていきましょう。
【関連記事のリンク】
【元ギャンブル依存ドクターの経歴】
ギャンブル依存は投資に向いている

ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。

自分の予想と大多数の予想がずれたときこそ、チャンスを感じてよろこぶ日々だったです。

“奪い合い” で “だれの役にも立たない” ギャンブルをつづけたために、
いつもおかねに困るようになりました。

これからは、主戦場を “ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。

他人に流されることなくリスクがとれるギャンブル依存は、

暴落時でも暴落時こそ、株を買いつづけられるので、しぜんとおかねが増えていきます。

見境なく突っ込んできた経験のある、ギャンブル依存でよかった。
これからゆたかになりましょう。