わたしたちサラリーマンは、副業をはじめたとしても税金に詳しくなる必要はありません。
儲かったら払う、だけのことだからです。
ただ、投資における税金をなんとなく知っておけば、ギャンブルまがいの投機と世の中の役に立つ投資との区別につながります。
投資における税金の原則
投資の税金は、原則的に約20%固定とシンプルに考えていきましょう。
株式投資をして配当や売買益が発生すると、20%分税金を差し引かれて口座に振り込まれます。
そして、1月1日から12月31日までの1年間で口座内に売買損がでていれば、自動的に利益と合算され、払いすぎた税金が戻ってくる仕組みになっています。
わたしたちサラリーマンの給与所得や所得税には、まったく関係ありません。
というか、累進課税の所得税とは合算しない特定口座を開き、分離課税を自分で選択していくのです。
もし合算して300万くらいなので総合課税がおトク、となるようなら、もっと労働収入を増やしていかないと資産形成はすすんでいきません。
雑所得
かなり前の話になりますが、外貨MMFの為替差益には税金が発生しない、という不思議な期間もありました。
しかし現在では、投資はなんでも一律20%に落ち着いています。
逆に言うと、20%の分離課税とならないおかねのやりとりは投資に当てはまらない、としていきましょう。
そんな浮ついた話に、わたしたちシロウトは近づかないよほうがいいです。
具体的には、ちゃんとした投資と認められていない暗号資産(仮想通貨)の利益は、すべて雑所得となって所得税に合算されてしまいます。
もうかった分は累進課税になるので、33%や50%の所得税を払うようになってしまいます。
以前に、FXの為替利益も雑所得あつかいの時期がありました。
- 負けたらソン、勝ったら年度末に税金増
という投機に参加して、イタイ目にあったひとも多かったそうです。
わたしたちのようなしがないサラリーマンは、長い歴史に裏づけされた米国株中心分散のマジメな投資をしゅくしゅくとつづけていきましょう。
まとめると
特定口座で分離課税の投資になっていない、雑所得で所得税増につながる投機には参加しないようしましょう。
税金がかからないというより、複利のチカラを使ったら資産形成の仕組みになっていないはずです。
ギャンブル依存は投資に向いている
ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。
高い場代を払いながら、ひたすらおかねをやりとりし、
脱落しないように踏ん張る日々でした。
“奪い合い” で “だれの役にも立たない” ギャンブルをつづけたために、
いつもおかねに困るようになりました。
主戦場を、”ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。
世界中の企業に託していきましょう。
世の中の役に立ちながら、しぜんとおかねが増えていきます。
高い場代 と 奪い合い となっている投機の限界を体感してきた、ギャンブル依存でよかった。
これからゆたかになりましょう。