プロとアマチュアはレベルがちがいます。
投資では、プロとアマチュアが同じ場所で対戦しているので歯が立つわけない、
というひとがいます。
土俵がちがう、よろこんでもらう相手がちがう、というスタンスで、
投資でもなんでもアマチュアは取り組んでいけばいいんです。
漁師さん と しろうと魚釣り
漁師さんも、しろうとさんも、魚をとっています。
腕のレベルがちがいますが、よろこんでもらってる相手もちがっています。
漁師さん
漁師さんは、魚をとって市場に持っていき、最終的に買ってもらいます。
お客さんによろこんでもらうよう、漁をしています。
- 売り物になる質
- 十分利益がでる量
- 生活していくため
プロとして、他のプロを意識しながら魚をあつかっています。
わたしたちしろうとサラリーマン魚釣り
しろうとにもレベルの差はありますが、キホン的に、まず自分がたのしみます。
そして、自分と家族(友人)によろこんでもらえるように釣りをしていきます。
- 食べられて
- できればみんなで分けられるくらい
- みんなでたのしめるように
アマチュアなりに、魚をあつかっています。
おんなじ海で魚をとってますが、プロがアマチュアをやっつけることなどありません。
プロ機関投資家 と しろうと投資家
プロ機関投資家も、しろうと投資家も、株式投資をしています。
腕のレベルがちがいますが、よろこんでもらってる相手もちがっています。
プロ機関投資家
プロ機関投資家は、お客さんからおかねを集めて投資をします。
お客さんをよろこばすために、運用益をあげていかないといけません。
- 平均(S&P500、TOPIX)を上回る
- 四半期ごとつねに上回る
- 景気がよくても悪くても株式で
プロとして、他のプロを意識しながら株式投資を行なっています。
わたしたちしろうとサラリーマン投資家
わたしたちしろうとサラリーマン投資家は、質素に暮らしてつくったタネ銭で投資をします。
自分と家族がたのしく暮らしていくために、運用していきます。
- 平均どおりに
- 途中経過を気にせず、長期で
- 株式投資以外に不動産や個人事業副業も組み合わせて
アマチュアなりに、株式投資を行なっています。
プロと同じ土俵だから、負かされるわけではありません。
ちがう土俵にいるので、争うことなんてありません。
わたしたちしろうとサラリーマン投資家は、
資本主義の成長を介して、市場からリスクプレミアを享受しつづけることで、
自分と家族をそれなりにゆたかにしていけるのです。
もちろん、アマチュアがプロのように振る舞おうとすると、
同じ土俵にのってしまい、投資がうまくいかなくなるので気をつけましょう。
まとめると
釣りでも投資でもなんでも、プロとアマチュアはレベルがちがいます。
アマチュアを自覚して、インデックス、長期、広く分散をしていきましょう。
ギャンブル依存は投資に向いている
ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。
どれだけ日々精進しても、もっともっと強い相手がいるのです。
上には上がいることを、つねに実感してきました。
“奪い合い”、“だれの役にも立たない”、“トータルでマイナスの” ギャンブルをつづけたために、
いつもおかねに困るようになりました。
主戦場を、“ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。
世界中の企業に、おかねを託していきましょう。
プロと対戦することなどなく、しぜんとおかねが増えていきます。
格のちがいがわかる、ギャンブル依存でよかった。
これからゆたかになりましょう。