アクティブ運用とパッシブ (インデックス) 運用、
いろんなひとが説明してくれています。
むずかしい話はおいといて、インデックス運用で守り増やしましょう。
アクティブ運用とインデックス運用のちがい
アクティブ運用とインデックス運用について、
- よくある説明
- わかりやすい説明
- イメージで説明
と、3つシンプルにあげてみました。
よくある説明
よくある説明で、
- アクティブ運用は、日経平均や米国ダウ平均などの指数を上回ることを目指す運用方法
- インデックス運用は、日経平均や米国ダウ平均などの指数に連動させることを目指す運用方法
と言えます。
わかりやすい説明
わかりやすい説明では、
- アクティブ運用は、ひとよりもいい成績で株を売り買いするつもり
- インデックス運用は、ある範囲すべての株式を買って、ぜんぶの企業を応援するつもり
と言えます。
イメージで説明
イメージの説明では、
- アクティブ運用は、自分の予想や専門家の予想を信じる
- インデクス運用は、世界の経済活動と資本主義市場全体に託する
と言えます。
インデックス運用がすすめられる理由
アクティブ運用でもインデックス運用でも、キホン的にはどちらでもいいんです。
リスクをとることが、まず投資では大切になります。
ただ、しろうとのわたしたちは “託する” だけに専念して、リターンに見合うリスクを守りながら取っていきたいです。
ヒトは錯覚する
アクティブ運用をするひとは、
自分や専門家の予想が他人よりも上回ることができる、
と考えてます。
これは、だれもが経験するキケンな錯覚です。
行動経済学の本をよんでみると、
- 自分は平均より自動車運転がうまい、と思うひとが9割以上
- 前回のプロジェクトがうまくいったのは、オレががんばったから
- 今回のプロジェクトがうまくいかなかったのは、アイツがわるいから、運がわるかったから
と、みんな思うそうです。
しぜんとヒトは自信過剰となって、
- うまくいったら、自分の手柄
- うまくいかなかったら、他人や世の中がわるい
となってしまうそうです。
つまり、ほとんどのひとは自分の能力を過信するので、自分の予想が的中しまくると錯覚してしまいます。
そう言われると、たしかに心当たりがあります。
予想しても当たらないから
そう考えていくと、予想するという行為自体にキケンだと気づきます。
みんながひとより上回ろうとしても、みんなが上回ることはできません。
自分の予想を信じて手数料を払うのは、もはやギャンブルです。
結局、アクティブな運用はそんなにうまくいかない、といろんな本に書いてあります。
しろうとサラリーマンのわたしたちでは、優秀なひとに身ぐるみを剥がされてしまいます。
勝ち負けを争うではなく、世界中の企業に託したり、資本主義全体の成長にリスクをとりましょう。
手数料をおさえて、インデックス運用のリターンを複利でカンタンに増やせます。
錯覚による被害だって避けられるので安心なのです。
まとめると
平均を上回る成績を上げようとするアクティブ運用ではなく、
市場平均に連動するインデックス運用することで、資本主義全体の成長を自分の資産に変えていきましょう。
自分の能力を過信することなく、手数料をおさえることに集中していきたいです。
ギャンブル依存は投資にむいている
ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。
前走までの着順、タイム、レース内容、調教内容、を必死に検討する日々でした。
しかし、どんなに知識が増えても、どんなに時間をかけて分析しても、予想はそうカンタンに的中しません。
専門家というひとの予想だって、当たらないことをおかねを失いながら骨身に沁みています。
“奪い合い” で “だれの役にも立たない” ギャンブルをつづけたために、
いつもおかねに困るようになりました。
これからは、主戦場を “ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。
米国株中心で世界中の企業に、インデックスファンドで託していきましょう。
余分なコストをかけないので、世界経済の成長そのままにおかねが増えていきます。
だれの予想も盲目的に信じない、振り回されない、ギャンブル依存でよかった。
これからゆたかになりましょう。