“ポストが赤いのも社長のせい” 、
社長学で有名な一倉定さんのマネジメント本を読んでみました。
経営計画を実行していくはなしは、投資継続にも参考になりそうです。
計画実行
計画をたてて計画どおりにすすめていくことは、個人においても大切です。
その際、計画は、
- 自分自身が生きるため、成長していくため
になるようにたてます。
これくらいはできるだろう、ではなく、理想像から逆算します。
そして、実行は、
- 不可能を可能にする努力
- 自分の意思と責任
で完遂していくそうです。
高い志をもった計画をたて、必ず達成していくようにしていくのが、
マネジメントのキホンだそうです。
ですから、計画は予定どおりにすすめていくもので、
早くすすんでも遅れてもいけないそうです。
投資継続
このはなしは、投資を継続していくにも通じてきます。
リスクとリターン
価格があがったりさがったりするリスクをとることで、
投資ではリターンを得ていきます。
低リスクなら低リターン、高リスクなら高リターン、です。
分散投資や自分でコントロールできる得意な領域の投資をすることにより、
リスクに対するリターン比率をあげながら、
リスクに見合ったリターンを積み上げていきます。
想定外リターン
投資をつづけていると、
リスクとリターンが思っていた関係とズレるときがあります。
- リスク以上のリターン
- リスク以下のリターン
リターンが大きいならそれでいい、とはいきません。
このような想定からはずれたリターンは、もうキケンになっています。
コントロールできない価格調整の可能性があるからです。
そのようなときは、リバランスをして、
いつも以上にアセットアロケーションをまもる分散投資を意識し、
リスクを回避していきたいです。
なんでも計画どおりにすすめていけるよう、全力で努力していきましょう。
想定より早くすすむ計画や想定外のリターン、
どちらもよろこぶのではなく、しゅくしゅくと対応していきたいです。
まとめると
高い志をもった計画を、意思と責任で実行していくマネジメント、
リスクを意識した運用を、分散とリバランスで実行していく株式投資、
どちらも生きていくために役立ちそうです。
ギャンブル依存は投資に向いている
ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。
まじめにパチンコしていたときは、
回転数と出玉を期待値どおりになるように、必死で管理しようとしました。
“奪い合い” で “だれもよろこばない” ギャンブルにおかねを放りつづけたため、
いつもおかねに困るようになりました。
主戦場を、“ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。
世界中の企業に、おかねを放り託していきましょう。
つづけていけば、おかねに困らなくなります。
期待値どおりのリターンを求めた経験のある、ギャンブル依存でよかった。
これからゆたかになりましょう。