昭和の記憶がある年代のひとは、
モノの値段はあがっていくのが当たり前だと思えます。
1990年代のデフレ以降の記憶しかない年代のひとは、
モノが値上がりする経験がほとんどないそうです。
経験だけにかぎらず、
インフレが当たり前と思えるひとと思えないひとがいます。
インフレとデフレ
むずかしい話はおいといて、
インフレやデフレになるとどうなるのでしょうか。
インフレ
インフレになると、物価があがります。
- モノの価格があがる
- おかねの価値がさがる
昭和の高度経済成長期のイメージです。
デフレ
デフレによると、物価がさがります。
- モノの価値がさがる
- おかねの価値があがる
失われた20年とかいうイメージです。
貯金・株式投資とインフレ・デフレ
貯金・株式投資
またまた、むずかしい話はおいといて、
貯金と株式投資ではどうちがうのでしょう。
- 貯金は、おかねをそのままおいておく
- 株式投資は、おかねを企業オーナー権利というモノに変えておく
ということになります。
インフレ・デフレのとき
インフレのときは、
- モノの価値があがって
- おかねの価値がさがる
から、株式にしたほうがいいことになります。
デフレのときは、
- モノの価値がさがって
- おかねの価値があがる
から、貯金したほうがいいことになります。
インフレが当たり前と思えると
みんな自由に快適な生活を目指せば、
イノベーションと人口増により、インフレがつづく、
と信じるひとは投資がつづけられます。
他のひとよりうまく立ちまわらなくても、
投資をすれば、少なくともインフレ分はしぜんとソンしなくなるからです。
インフレなのに、おかねのままおいておくと、
何も買えないほどの価値になってしまい、ソンします。
日本のこの20年がめずらしいのであって、
米国中心に世界全体でみればインフレになるのが当たり前、と気づくと、
株式投資をするのが当たり前、になりそうです。
まとめると
世界全体でみると、インフレがすすんでいくので、
価値がさがる現金ではなく、価格があがる株式にしていきたいです。
ギャンブル依存は投資に向いている
ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。
おかねを貯金することなく、ぜんぶギャンブルに放り投げてきました。
“奪い合い” で “だれもよろこばない” ギャンブルにおかねを放りつづけたため、
いつもおかねに困るようになりました。
主戦場を、“ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。
世界中の企業に、おかねを放り託していきましょう。
つづけていけば、おかねに困らなくなります。
貯金せずにおかねを放り投げた経験のある、ギャンブル依存でよかった。
これからゆたかになりましょう。