日本国債発行数が年々増えていき、日本の借金の副作用が不安なひとも多いでしょう。
たしかに、ギリシャみたいなハイパーインフレがやってきたらと、とてもとても暮らせません。
ぜひ、どうなるかよりも、どう備えるかを考えたいです。
日本国の借金
日本国の借金問題については、
- 日本は大丈夫
- 日本は将来破綻する
どちらの記事や本も見かけます。
日本は大丈夫
安全を主張する方々は、
- 日本人には多くの貯蓄がある
- 日本国債を買っているのは、日本人
- 国には、税金を集める権利がある
おかね持ち日本国はなんともない、という考え方です。
日本は破綻する
反対に、破綻を主張する方々は、
- 借金が、日本人の貯蓄総額1600兆円を超えてくる
- いままでだれも経験したことない日銀の壮大な緩和政策
- 国債は、売りからも入れる
- 日本円が暴落して、ハイパーインフレ
- 預金封鎖がおきるかも
低成長の日本は、医療や年金も払えなくなり、日本円の信用がなくなって破綻する、という考え方です。
どう備えるかを考える
安全なのか破綻なのか、どちらが正しいかは私たちには判断できませんが、
安全でも破綻でも、どう備えるかは私たちなりの結論が出せそうです。
安全なのか破綻なのか、わかるはずがない
どっちが正しいかなんか、わたしたち素人にわかるはずがありません。
自分なんかよりずっと頭のいい専門家の意見が真逆になることはよくあって、
- 弁護士さん同士が、民事裁判で争う
- お医者さんによって、手術したらいいかしないのがいいか、意見がちがう
専門家の意見を判断するといったできないことには関わらず、自分にできることだけをやっていくスタンスが、ラクで現実的でしょう。
安全でも破綻でも、どう備えるか
自分にできること目線で、自分と家族を守るため、
- 日本が大丈夫な場合
- 日本円が暴落する場合
それぞれ災害のように備えるのです。
日本が大丈夫な場合
もし日本国の借金問題がなんともなく過ぎるなら、わたしたちは今までどおりの生活なので、
今までどおり、バランスシートを整えながら、世界中に分散投資していくのがいいでしょう。
日本円が暴落して、ハイパーインフレになる場合
一方、日本円が暴落して価値がなくなると考えるのなら、自分の資産をできるだけ安全に保持しないといけません。
その際、総資産の大きさによって、
- 海外不動産 や 海外銀行資産 にする
- 金 (ゴールド)、土地 にする
- バランスシートを整えながら、世界中に分散投資する
可能な範囲は異なり、
もちろんお金持ちほど選択肢は多く、
- 富裕層なら、①海外現地資産 ②ゴールド、土地 ③ペーパー分散投資 すべて
- ファイナンシャルインディペンデンスなら、②ゴールド、土地 ③ペーパー分散投資 どちらも
- わたしたち庶民なら、③ペーパー分散投資 のみ
それぞれ自分にできる対策で備えます。
このように検討すれば、日本国が破綻してもしなくても、わたしたち庶民は バランスシートを整えながら、世界中に分散投資する、しかない現実に気づかされます。
つまり、日本国債がどうなるか、日本円がどうなるか、を議論するのは専門家にまかせ、
しゅくしゅくと分散投資をつづけながら、資産が増えてファイナンシャルインディペンデンスへ達したときに、
- 不動産を買うのは、固定金利にするか、変動金利にするか
- 金 (ゴールド) は、現物にするか、ETFにするか
さらにどう備えるか、頭の体操を日々楽しむのが良さそうですね。
まとめると
日本国の借金が増えつづけたときに日本円が暴落するかどうかなんて、わたしたち素人にわかるはずがありません。
それよりも、どう備えるかが重要です。
しゅくしゅくとバランスシートを整えながら、世界中に分散投資して、ファイナンシャルインディペンデンスを目指しましょう。
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【元ギャンブル依存ドクターの経歴】
ギャンブル依存は投資に向いている
ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。
胴元の雀荘やパチンコ屋、日本中央競馬会が、儲かってるか儲かってないかなど気にすることもなく、ただひたすら目の前の勝負に真剣だったです。
“奪い合い” で “だれの役にも立たない” ギャンブルをつづけたために、
いつもおかねに困るようになりました。
これからは、主戦場を “ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。
ひたすら毎月の給料から世界中へ分散投資していけば、しぜんと安全におかねは増えていきます。
そして増えた先では、不動産 や 金(ゴールド)も検討です。
目の前のことに徹することができる、ギャンブル依存でよかった。
これからゆたかになりましょう。