稲盛和夫さんの本を読むと、自燃、可燃、不燃のひと、という表現があります。
変化と行動をおこすエネルギーをもつために、わたしたちがどうすればいいか参考にしてみましょう。
自燃、可燃、不燃
ひとには、3種類あるそうです。
自燃のひと
みずから目標をたて、問題をみつけ、行動していくひとです。
自分だけで行動までもっていく、自立と自律を兼ね備えています。
可燃のひと
なにもなければ、言われたことを忠実にやるだけのひとです。
しかし、自燃のひとや自燃している組織とかかわることにより、つられて自分も燃えていくことが多いです。
わたしたち多くは、環境に影響されやすいので、可燃ということになります。
不燃のひと
なにを言われたとしても、イヤイヤこなすだけのひとです。
グチが多く、ヒハンばかりしています。
斜に構えて、自燃のひとを変人あつかいしたりします。
自燃、可燃、不燃、全体の比率は、パレードの法則でいうとこの、2 : 6 : 2 となります。
燃えるひとになるには
もちろん、燃えるエネルギーがあるとよさそうです。
自燃のひとのながれ
2割いる自燃のひとたちが、うまくすすんでいくのは、
- 楽観的に妄想し
- 悲観的に計画をたて
- 楽観的に行動する
からだそうです。
6割のわたしたち
ちょっと自燃傾向、ちょっと不燃傾向、多少の差はあったとしても、わたしたちサラリーマンは、キホン的に6割の可燃です。
とくに、
- 楽観的に妄想する
ことからして苦手です。
- サラリーマン生活の疲弊
- 現状維持バイアス
いまの生活がいっぱいいっぱいで、あらたに妄想するエネルギーが残っていません。
自燃のひとと過ごす
対策としては、自燃のひとと過ごす時間を増やせばいいことに気づきます。
みずから燃やそうとするから、しんどくなってしまいます。
自燃のひとに火をつけてもらえば、
- 楽観的に妄想する
が、しぜんとはじまってきます。
もっといっしょにいれば、
- 悲観的に計画する
- 楽観的に行動する
まですすむことになります。
まとめると
可燃のわたしたちサラリーマンは、
自燃してエネルギーあふれるひとと過ごす時間を増やしていきましょう。
しぜんと、現状維持バイアスを突き破っていけるようになります。
ギャンブル依存は投資に向いている
ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。
依存症が原因だったとしても、みずからつきすすんできました。
- 楽観的に妄想し
- 楽観的に考え
- 楽観的に行動
したので、うまくいきませんでした。
ちょっとでも悲観的に考え、計画をたてたら、
“奪い合い” で “場代をとられる” トータルがマイナスのギャンブルを
はじめないようにするはずです。
いまから、しっかり悲観的に考え、計画をたて、
“ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。
そしてまた、楽観的に行動すれば、おかねに困らなくなります。
自燃のような経験がある、ギャンブル依存でよかった。
これからゆたかになりましょう。