奪い合うと足りない 分け合うとあまる、相田みつをさんの有名な言葉です。
ここでもし、協力して増やせたなら、もっとおもしろくなりそうです。
“奪い合う” より “分け合う” と言われても
相田みつをさんの書では、
- うばい合えば足りぬ 分けあえばあまる
- うばい合えばあらそい 分けあえばやすらぎ
- うばい合えばにくしみ 分けあえば喜び
- うばい合えば不満 分けあえば感謝
- うばい合えば戦争 分けあえば平和
- うばい合えば地獄 分けあえば極楽
とつづいていきます。
そうはいっても、ついつい自分を優先して “奪い合い” をしてしまいがちです。
稲盛和夫さんの本のなかでも、とんでもなく長い箸での有名な食事風景たとえ話があります。
- 地獄のひとたちは、自分だけで口に入れようとするので食べられない
- 天国のひとたちは、おたがいの口に入れ合うので十分に食べられる
まず与えられるひとになるように言われますが、欲深いわたしたちには困難極まりないです。
どうしても凡人は、競い争うのでうまくいきません。
いっしょに “増やす”
限られた量しかもうないと思うから、“分け合う” ためのエネルギーが不足してしまいます。
そこで、全体の量を増やす方向に、エネルギーを使えばいいことに気づきます。
ひとりではひとり分の作業しかできなくても、二人三人となっていけば人数分以上に成果が出やすいです。
いっしょに ”分け合う” ルールをつくるよりも、いっしょに “増やす” 方法を考えるとゆたかになっていきます。
どうやったらもっとお客さんによろこんでもらえるかを考えてたら、いっしょにワイワイできるひとに会うでしょう。
“奪い合う” ヒマなんてなくなって、“分け合う” のもテキトーでスムーズにすすみます。
協力して “増やす” をしていきたくなるひとといっしょにいれば、もっともっと人生がおもしろくなっていきそうです。
まとめると
“奪い合う” をせずに、”分け合う” が実践できるようにエネルギーを使うよりも、
どうやって協力して “増やす” かにエネルギーを使っていきましょう。
ギャンブル依存は投資に向いている
ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。
“分け合う” や “いっしょに増やす” なんて考えることはなく、
勝てば総取り負ければスッテンテン、という場におかねを放り投げてきました。
“奪い合い” で “だれの役にも立たない” ギャンブルをつづけたために、
いつもおかねに困るようになりました。
主戦場を、“ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。
株主のはしくれとして協力する姿勢で、世界中の企業に託していきましょう。
しぜんとおかねが増えていきます。
おかねの放り投げ先を変更するだけでいい、ギャンブル依存でよかった。
これからゆたかになりましょう。