ギャンブル依存経験談

奥さんと実家に帰る道すがら

いまは地元の地方都市にもどって働いています。

実家に帰るには、市内を西から東へ横断して、そこからさらに郡部への移動になります。

市内横断中

有料道路通行止の日に、奥さんと実家に寄ることがありました。

下道は渋滞、トロトロとしか進まない状態で、ほとんどの時間止まっています。

キョロキョロしていると、あちこちで、以前パチンコ屋があった場所を想い出します。

  • ここにむかしパチンコ屋があってねえ
  • ここは寿司屋のバイト帰りに寄ったなあ

信号待ちがあれば、

  • あそこにあったパチ屋は、ラッキーボーイという台がいつまでもあってねえ

信号待ちがなくても、

  • このコンビニだけど、古ぼけたガラガラのパチンコ屋がひどかったんよ

なんだかたのしくなってきました。

郡部へ

市内をぬけて、実家につづく国道はもっと渋滞でした。

  • ここはマンションを建ててる、30代半ばで実家にもどったとき行ってたなあ

なかなかクルマは進みません。

そして、生き残ってるパチンコ屋さんを見かけるたびに、

“あーだ、こーだ、わーわーわー” とやってると、

奥さんが、“どのパチンコ屋にも入ったことがあるって・・” と言いました。

おそらく、“まったく意味わからんわあ” とつづけるのもメンドくさかったのでしょう。

どんなになつかしくても、興味がないひとにパチンコ屋さんの話をしないよう気をつけましょう。