株主優待をもらうのは、タコがタコ足を食べるようなもの、
というひとも多いです。
個人的見解ですが、
わたしたちしろうと投資家は、株式購入の参考にはしないものの、
応援する企業の商品はたのしんでしまいましょう。
企業と株主
企業
独自のモノやサービスをお客さんに提供して、
よろこんでもらって、稼ぐのが企業の役目です。
株主
オーナーである株主は、
企業が利益をだしつづけるために必要なおかねを準備します。
リスクをとってリターンを得る仕事をしています。
オーナーとしては、経営者と従業員に、
自社製品でお客さんをよろこばして、利益をだしてもらいたいのです。
株主 = オーナー
オーナーに自社製品
株主優待は、自社製品をオーナーにタダでわたす仕組みになります。
いってみれば、
- 焼肉店オーナーに焼肉プレゼント
- お菓子屋オーナーにお菓子プレゼント
- ホテルオーナーに宿泊プレゼント
していることになります。
オーナーとしての教科書的姿勢
こうみてみると、
自分に配慮するよりも、お客さんに買ってもらって利益をあげてくれ、
というのが、オーナーの正しい姿勢になりそうです。
ひとによろこんでもらって利益をあげる事業でないと、
リスクをとってオーナーになる意味がない、という本も多いです。
倹約しろうと投資家としての姿勢
といっても、
倹約サラリーマン投資家にとって、株主優待商品はやっぱりうれしいです。
応援したい企業の商品は、好きに決まってますから。
それに生活必需品なら、資本収入を手に入れたよろこびを実感し、
質素に暮らして投資を継続するモチベーションにもなってきます。
ただ個人的な意見として、
自社独自の商品でもないクオカードやお米などの金品を配るくらいなら、
設備投資などに廻してくれたらいいのに、とも思うので、
そういう企業の株は買いたくないですね。
まとめると
教科書的には、株主優待を配るよりも、
お客さんに買ってもらって利益をあげることを求める株主が正しいです。
しかし、倹約しろうと投資家としては、応援する企業の商品を、
消費者として利用することもたのしんでいきましょう。
ギャンブル依存はしろうと投資に向いている
ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。
おかねがなくなったときに、知り合いが分けてくれる食料品がホントにうれしかったです。
儲かる儲からないなんかよりも、ずっとありがたかったです。
“奪い合い” で “だれもよろこばない” ギャンブルにおかねを放りつづけたため、
いつもおかねに困るようになりました。
主戦場を、“ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。
世界中の企業に、おかねを放り託していきましょう。
倹約しろうとホクホク投資で、おかねに困らなくなります。
儲かる儲からないよりも大切なことを経験している、ギャンブル依存でよかった。
これからゆたかになりましょう。