格差がどんどん広がっている、という内容をよくみかけます。
最低限の食事や教育が手に入らないような、
世界レベルの問題ももちろん大切ですが、
先進国で生活しているわたしたちは、自分ができることに集中したいです。
もつ者はより豊かに、もたざる者はより貧しく
2015年頃のトマ・ピケティさんの “21世紀の資本” にあるように、
よくもわるくも、資本主義では格差が広がるようになっています。
資本収入と労働収入
- 資本収入の上昇率 > 労働収入の上昇率
資本家収入のほうが、労働者収入より多い、
だけでなく、
資本家収入のほうが、労働者収入より上昇する、
から、格差は広がっていきます。
言いかえると、
- オーナー収入の上昇率 > 労働収入の上昇率
うまくいくかどうかわからないリスクをとっている、
オーナーの取り分がより増えるのは当然です。
もし、リスクプレミアムがないのなら、だれもリスクをとらなくなります。
相続
資本収入は、額の大きさと期間によって、より増えていきます。
上昇率が大きいということは、
期間が長ければ長いほど、勢いよく資本収入は増えていきます。
親や先祖から、ずっと時間をかけて資本収入を増やしていってたら、
とんでもなく格差は広がることになります。
格差はおきるものだから
そこで、富裕層をひがんだり、
富裕層から税金をとればいいのにと考えたり、しないようにしましょう。
資本主義のなかでどうやって自分が生きていくか、に目を向けましょう。
資本収入をつくりつづける
すぐに自分なりの資本収入をつくりだせばいいことに気づきます。
労働収入を増やそうとするより、
企業のオーナー権利である株式や不動産を購入して、
資本収入をつくるのです。
身の丈以下で暮らして、
少しずつ資本をもつ側にまわるようにしていきましょう。
他人と比較しない
- 自分より早く気づいて、資本収入をもちはじめたひと
- 親や先祖が資本収入をもっていたひと
資本収入を先にもっているひととの差は、理論上広がっていくばかりです。
気にする必要はありません。
自分なりの資本収入をつくればいいんです。
自分なりのファイナンシャルインディペンデンスをゴールにして、
いまの自分よりゆたかになっていきましょう。
まとめると
資本収入上昇率のほうが、労働収入上昇率より大きいため、
資本主義のもとでは格差が広がっていきます。
他人と比較せず、質素に暮らして、
自分なりの資本収入をつくっていきましょう。
ギャンブル依存は投資に向いている
ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。
ギャンブルしながらもワーカーホリックにもなりやすいので、
労働収入は増えていました。
増えた分もすべて、“奪い合い” で “だれもよろこばない”
ギャンブルに費やしたために、おかねに困るようになりました。
“ひとによろこんでもらう” “資本収入のある”
株式投資に換えるだけでいいんです。
ホクホク投資でおかねに困らなくなります。
労働収入を増やしても意味がないことを知っている、
ギャンブル依存でよかった。
これからゆたかになりましょう。