投資

予想はしない、準備をする

なんにおいても、

自分の予想どおりにものごとがすすむと、うれしいものです。

したり顔で解説したくなったりします。

おかねが絡むと、調子にのってしまいます。

株式投資をしていると

投資をはじめると、ネットでも新聞でも、

いろんな記事を見るようになります。

マクロ的には、

  • 各国の財政出動、金融緩和
  • 米国景気、各指数

それにともなう米10年債利回り、為替、など

ミクロ的には、

  • 企業の四半期決算
  • これからの事業展望

とくにミクロ内容を調べていると際限がありません。

自分なりにこだわりがあって、詳しい企業をよく調べたりします。

自分なりに学ぶと

学んでいくと、なんでも知識が増えていきます。

予想してしまう

そうすると、

短期的・中長期的にどうなるか、自分なりの見解をもつようになります。

そしてどうしても、

これからどうなるか、予想してしまいがちです。

予想に賭けてしまう

予想してしまうと、やっぱりおかねを賭けたくなります。

投機をしたくなるんです。

  • 予想がはずれてソンをする

イタイ目をみると、投機も投資もしないことになってしまいます。

  • 予想があたっておかねが増える

そうすると、予想をくりかえしておかねを賭けます。

そしていつか大きな負けをして、投機も投資もしないことになります。

予想をしておかねを賭けると、確率の高い低いに関係なく、

負けるまでおかねを賭けることになってしまいます。

準備する

予想ではなく、準備していく感覚にしましょう。

自分なりの見解をもったとしても、

事象が起きてから迅速に対応していく姿勢にしたいです。

予想どおりになってもならなくても、もっている日本円で、

安くなっているインデックスファンドを購入していくだけです。

そこで、

  • どこまで価格が下がりそうか
  • 手持ちの日本円をどこまで減らせるか

に、自分なりの見解をつかっていくのです。

日本円を使い切ることなく、お買い得資産を買いつづけて、

自分個人のアセットアロケーションを整える準備のために、

自分なりの見解をつかっていきたいです。

そうすると、投資が順調にすすんでいきそうです。

まとめると

金融、経済の知識が増えていっても、

  価格変動の市場予想ではなくて、

  自分個人のアセットアロケーションコントロールに、

自分なりの見解をつかっていきたいです。

ギャンブル依存は投資に向いている

ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。

真剣にイタイほどのおかねを賭けて、ひたすら予想してきました。

どんなに知識が増えても、未来予想があたることは、ほとんど少ないことを知っています。

予想してひとよりもいい成績をあげようという、

“奪い合い” で “だれもよろこばない” ギャンブルにおかねを放りつづけたために、

いつもおかねに困るようになりました。

間接的に “ひとによろこんでもらう” 企業オーナー権利を、買い支えるようにしていけばいいんです。

ホクホク株式投資をしていけば、おかねに困らなくなります。

予想があたらないことを知っている、ギャンブル依存でよかった。

これからゆたかになりましょう。