依存症に関する本を、よく読んでます。
生活がハタンするほどの依存症者や家族に対する内容ではありますが、
そこまでではないふつうのひとにも、とても参考になります。
依存症を克服する
治らない
お酒、覚せい剤、ギャンブル、買い物、など、わかっていてもやめられない状態が依存症です。
依存症では、心が囚われてしまいます。
そのため、依存症になると灰になるまで治らない、と昔はよく言われていました。
“寛解” にまずたどりつく
最近では、心理学的アプローチや自助グループ活動により、症状がおさまる状態にたどりつけるようになってきています。
この状態を、“寛解” といいます。
治った、治癒した、という表現ではなく、とりあえずは “寛解した”、と表現します。
“寛解” を得るのに、まずはガマンです。
“今日一日” とガマンしていきます。
“寛解” 期間をのばす
ふとしたキッカケで、またおなじ症状がでることを、“再燃” といいます。
ガン・悪性腫瘍とおんなじで、“再燃”せずに、“寛解” の期間を長くしていくといいわけです。
期間をのばすには、ガマンだけではシンドくなってきます。
そこで、
- あたらしい自分とライフスタイルを築きあげる
- あたらしい価値観のもとあたらしい自分をつくる
という作業が必要になってきます。
軽い運動をしながら、まず、依存症を克服したあとの生活を、最高に大きく描いていきます。
そして、その最高に大きな生活に向かって、やれることからはじめてみます。
そうすると、あたらしい価値観にくりかえしアップデートされていき、しぜんと、あたらしい自分がつくられていきます。
あたらしい自分をくりかえして、一生 “寛解” をつづけ、本人と家族ともに幸せになっていきたいです。
依存症でなくても
“あたらしい自分” とか “あたらしい価値観” という内容は、自己啓発本やお金持ち本に書いてある内容とおんなじです。
自己変化をともなう成長で、よくみかけます。
何歳であっても、どんな境遇であっても、何かに囚われている自分をアップデートしていけます。
- 今日一日
で “寛解” を得て、
- あたらしい自分とライフスタイルを築きあげる
- あたらしい価値観のもとあたらしい自分をつくる
で “寛解” を維持していくのは、依存症でないひとにとっても、有用な成長法と言えます。
ギャンブル依存は投資に向いている
ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。
取り憑かれてギャンブルをつづけたために、ずっとおかねがありませんでした。
ギャンブル依存を克服するには、一般的に、
- ギャンブルをガマンする
- あたらしい自分とライフスタイルを築きあげる
- あたらしい価値観のもとあたらしい自分をつくる
をしていくことになりますが、
ギャンブルを株式投資に換えるだけでいいんです。
あたらしいオーナー生活、ひとによろこんでもらうあたらしい価値観、
により、おかねに困らないあたらしい自分になっていきます。
おかねを托する能力が高いギャンブル依存の性質を利用する、
これが “だからよかった療法” です。
あたらしい自分、あたらしい価値観で、すぐに株式投資がうまくいく、ギャンブル依存でよかった。
これからゆたかになりましょう。