依存症は生活が破綻していて、自分たちとはちがう特別なひと、と思いがちです。
意外にみんな、“そこそこ依存症” になっています。
ドーパミン
どうして太る
必要なカロリー以上に摂取するから太ります。
糖質を取りすぎるから太ります。
そりゃそうです、頭ではわかっています。
どうして必要以上に糖質をとるのでしょう?
糖質をとると、ドーパミンという覚せい剤とおなじ成分が脳内に分泌されて、幸せになるんです。
- お腹が減ったときのおにぎり
- つかれたときのチョコレート
- ちょっとだけのつもりで1袋ぜんぶ食べてしまうスナック菓子
ドーパミンが欲しくて、食べすぎます。
どうしておかねが足りない
収入の身の丈を超えたおかねをつかうから、おかねが足りなくなります。
買い物をするからおかねが足りなくなります。
そりゃそうです、頭ではわかっています。
どうして収入の身の丈以上に買い物をするのでしょう?
買い物をすると、ドーパミンが脳内に分泌されて、幸せになるんです。
- 通勤中のコンビニ
- 自分ごほうびの高級食材
- 店員におだてられて買うコート
ドーパミンが欲しくて、買いすぎます。
依存症とおなじ状態
食べすぎるのが過食症、買い物しすぎるのが買い物依存症、
ドーパミンに侵されて自己嫌悪を繰り返し、
ウソや借金までして生活が破綻するのが依存症です。
そこまでいってないけど、
- ドーパミンのせいで、体重が減らない
- ドーパミンのせいで、おかねが足りない
のなら、いってみれば “そこそこ依存症” です。
わかっちゃいるけどやめられないのが、依存症なんです。
そう考えると、ほとんどのひとが “そこそこ依存症” みたいなものです。
どうしましょう
ほとんどのひと
ほとんどのひとは、
ドーパミンが影響していることに気づくだけで改善します。
ちょっと意識するだけで、
健康になり、身の丈で暮らせるようになっていきます。
そこそこ依存症だと
破綻するほどではないけど、
意志のチカラではうまくいかないひとが結構います。
“そこそこ依存症” になっています。
依存症の治療である認知行動療法をカンタンにやりましょう。
- どんなときに糖質をとってしまうのか
- どんなときに買い物をしてしまうのか
スイッチが入る瞬間をさがします。
- 会社で残業したとき
- 通勤中にバーゲンをみたとき
こんな感じだったら、
- 残業しない、残業したときのナッツを用意しておく
- バーゲンセールをする店の前を通らない経路で通勤する
と対策していきます。
つづけていると、スイッチが入りにくいひとになっていきます。
まとめると
糖質を取りすぎるのも、身の丈以上に買い物をしておかねに困るのも、
ドーパミンによる “そこそこ依存症” の可能性があります。
スイッチが入らないように認知行動療法していきましょう。
ギャンブル依存は投資に向いている
ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。
ギャンブル以外におかねをつかうのが、もったいなかったです。
買い物が大キライでした。
しかし、“奪い合い” で “だれもよろこばない” ギャンブルで、
ドーパミン中毒となり、おかねに困ってしまいました。
“ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。
おかねの放り先を世界中の企業に換えて、ドーパミンを出していくんです。
すぐにおかねに困らなくなります。
買い物が大キライ、おかねを放るのが得意な、ギャンブル依存でよかった。
これからゆたかになりましょう。