貯蓄、節約

貯蓄体質になる -固定費・変動費、やめるか・割安か –

節約しておかねを貯めようとしたときに、根性ですすめてもうまくはいきません。

なんとなく考えても、日常生活費は少なくなりません。

まず変動費ではなく固定費から、そしてやめるか割安にするかを、数字で検討して実行していきましょう。

固定費 と 変動費

会社でも家庭でも、支出コントロールは固定費削減からはじめるのが原則です。

とくに家計では、5大固定費から手をつけていきます。

固定費

なにもしなくても、息するだけで出ていくおかね、

  1. 住居費
  2. 生命保険
  3. 自動車
  4. 教育費
  5. 通信費 (携帯代)

これを5大固定費といい、

2-3ヶ月の平均で確認できるのもありますが、ほとんどは季節性に出費しているので1年分を合算します。

変動費

使ったぶんだけ出ていくおかね、

  • 食費
  • 電気光熱費
  • 交際費

などが、変動費で、

通帳の引き落とし や カード明細 で概算を確認しておきましょう。

やめるか割安にするか

固定費 と 変動費 とに支出を分類し終えたら、つづいて、やめてしまう割安にする かそれぞれを数字で検討します。

5大固定費のひとつ、生命保険を例にすると、

やめてしまう

まず、やめられるものは、やめてしまうのがいいに決まっているので、

まず、やめる前提でなにか問題があるかを、必ず数字で検討します。

なんとなくの感情だと、

  • 社会人なったら保険に入るのが当たり前らしい
  • 病気になったときに助かるような気がする
  • 解約手続きを調べるのがメンドくさい

ついつい現状維持してしまいがちですが、

ちゃんと数字で考えれば、

  • 健康保険の高額療養費で、医療費上限は月に10万円くらいまで
  • 会社に勤めているので、傷病手当や障害年金が2/3や3/4程度ある

ので、独身の期間中、生命保険はまったく必要ない判断ができます。

すぐにやめるので、生命保険分の固定費が一気に消えて、ラクになるのです。

割安にする

数字でみて、やめると問題が生じた場合は、もっと割安なものへの変更を検討します。

なんとなくとの感情だと、

  • 家族への愛情表現だから
  • 貯蓄や老後にも役立ちそうだから
  • 解約手続きを調べるのがメンドくさい

ついつい現状維持してしまいがちですが、

ちゃんと数字で考えれば、

  • 健康保険で医療費には上限があり、傷病手当や障害年金があり
  • 遺族年金も、就学中の子ども分増あり
  • 貯蓄や老後資金は、自分で長期運用した複利3%のほうが増える

ので、ちいさな子どもがいて、一定の日本円が貯まっていない期間のみ、不足分だけを掛け捨て保険加入 と判断できます。

すぐに、わずかな掛け捨てへ変更して割安になるので、生命保険分の固定費が一気に減ってラクになるのです。

そして、子どもが大きくなるか、一定の資産が貯まるか、とすすんだときには、すぐにやめしまいましょう。

毎月くり返す

生命保険から5大固定費ぜんぶで、やめるか割安にするかを検討して実行します。

最初は時間がかかるかもしれませんが、毎月無意識に確認できるまで習慣化させてしまえば、

しぜんと変動費でも、やめるか割安にするかをガマンすることなく検討実行しているはずです。

  1. 固定費のなかで、やめるか割安にするか
  2. 変動費のなかで、やめるか割安にするか

通帳とクレジットカード明細表から、毎月出ていく固定費を確認し、

やめるか割安にするか、固定費を検討して実行するだけで、毎月おかねが浮いてきます。

そのおかねを証券口座にうつして、どんどん投資信託を買いましょう。

そして、買い物するたびのレシート確認から、自分自身のクセに気づき、

やめるか割安にするか、変動費でも検討して実行するだけで、毎月おかねが浮いてきます。

そのおかねを証券口座にうつして、もっともっと投資信託を買いましょう。

資産が目に見えて増えていき、

宝探しゲームの感覚で、たのしみながら日々の生活費を下げていけるので、

よく言われる節約疲れのリバウンドは起きません。

固定費・変動費、やめるか・割安か、の価値観2軸を家族みんなでそろえ、自由へ向かって貯蓄体質となっていきましょう。

まとめると

おかねを貯めようと思ったら、まず固定費と変動費に分類して、固定費から順にやめるか割安にするか を日常的に検討・実行していきます。

しぜんと貯まっていくおかねを株式インデックス運用していけば、ムリせずに資産形成可能です。

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だからよかった療法

ギャンブル依存と自己肯定感

元ギャンブル依存ドクターの経歴

プロフィール

ギャンブル依存は投資にむいている

ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。

日常生活費を極限まで削ってバクチの日々で、固定費も変動費もなにもかも限りなくゼロだったです。

“奪い合い” で “だれの役にも立たない” ギャンブルをつづけたために、

いつもおかねに困るようになりました。

これからは、主戦場を “ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。

世界中の企業に託していきましょう。

ふつうに分散投資をつづければ、しぜんとおかねが増えていきます。

固定費も変動費も最初からやめてる状態の、ギャンブル依存でよかった。

これからゆたかになりましょう。