なにげなく、“ふつうは、そんなことしない” といった表現をしてしまいます。
でも、人生をおもしろくしたり、おかねを増やしたりするには、“ふつう” という言葉を使わないようにしたいです。
“ふつうは〜” と言っていると
“ふつうは〜” と発言したら、当てはまらないひとを “ふつうでない” と、すでに無意識下で否定しています。
本来ひとはみんな違って当然なのに、自分自身の経験や知識だけで “ふつう” と表現するから、
そのたびに思考停止をくり返し、新たな刺激も成長もなくなるのです。
自分中心の基準で
朝食が、
- ごはんのひと
- パンのひと
- コーンフレークのひと
- 菓子パンのひと
いろんなひとがいます。
- 大学にいくひと
- 大学にいかないひと
いろんなひとがいます。
- 高級車にのっているひと
- 軽自動車にのっているひと
- クルマをもたないひと
いろんなひとがいます。
- 投資をするひと
- 投機をするひと
- 散財するひと
- 貯金するひと
いろんなひとがいます。
こう見ると、みんなちがって、みんなそれぞれの “ふつう” があり、
“ふつう” というのは、
- 自分とその周囲の限られた日常を表現しているだけ
と気づきます。
思考停止する
“ふつうは〜” と発言してしまうと、“ふつうではない” その他のひととの間に分断や断裂が生じ、
いつのまにか、せまい空間の中だけで、
- ひとの話を聴きにくくなる
- 挑戦しづらくなる
思考が停止して、あたらしい知見もなく、行動も起こせなくなってしまうのです。
“ふつうは〜” を言わないために
“ふつうは〜” と口から発しないために、自分だけの思い込みだけでは発言せず、
- 数字で
- 事実を
いつでも確認するクセをもっていきましょう。
数字でみる
なんとなくではなく、なんでも数字で確認します。
朝食、進学、自動車、投資の比率などを、その都度、本やインターネットで調べれば、
思い込みが減り、新しい知見も増えていきます。
事実と意見をわける
“ふつうは〜” と言いながら、感情だけにならないよう、
- 自分の思考のなかで、事実と意見・感想をわける
- ひとと話すなかで、事実と意見・感想をわける
事実確認を意識的にくり返します。
①自分が ”ふつう” と表現しそうになるたび、事実 と 意見・感想との区別を意識していけば、
- ふつうは大学にいくだろう
と、ただの感想で終わらすことなく、
- 日本の大学進学率は 58.1%あるが、もっと高いかと思っていた
となって、前半の事実から後半の個人的感想へとつづいていきます。
②そして、他人と話すときにも、事実と意見・感想をわけていきます。
ひとと会話する際に、おたがいに思い込みがあるままだと、いつまでたっても理解し合えませんが、
みんなの“ふつう” が違っている前提のもと、
- 把握している事実が、一致していないのか
- 意見が、一致していないのか
を整理しながら話していけば、
衝突することもなく、いろんなひとからの知見と自分の思考がまとまるので、
もっとおもしろい人生にむかって、あたらしい挑戦や次のステージへとすすんでいき、
自分だけの常識にとらわわれなくなるから、しぜんとおかねも増えていきます。
数字、事実と感想、を意識して、“ふつうは〜” をなくして、おもしろおかしくゆたかになっていきましょう。
まとめると
“ふつうは〜” と言うたびに、自覚のないまま、自分の殻に閉じこもり成長できなくなります。
数字 と 事実 を意識して確認しながら、おなじ姿勢の素直な方々といっしょに、ゆたかになっていきましょう。
【関連記事のリンク】
“奪い合う”より“分け合う”、それよりも“いっしょに増やす”
【元ギャンブル依存ドクターの経歴】
ギャンブル依存は投資にむいている
ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。
パチンコの新台が出るたび、
- まじめに、確率・期待値・攻略法を雑誌で調べる
- 真剣に、自分の型でたたかう
をくり返す日々でした。
いつでも数字で事実をみて、自分の意見をもって、暮らしてきたのです。
“奪い合い” で “だれの役にも立たない” ギャンブルをつづけたために、
いつもおかねに困るようになりました。
これからは、主戦場を “ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。
世界中の企業に託していきましょう。
いままでどおりの新しい挑戦姿勢で、まじめに真剣に株式投資へ取り組むだけです。
“ふつう” にまったく興味ないまま 数字と事実だけを追いかけてきた、ギャンブル依存でよかった。
これからゆたかになりましょう。