ギャンブル依存経験談

ギャンブル依存の夏休み

ギャンブル依存あるあるに、“よく働く” があります。

自己肯定感が低いので、ワーカーホリックにもなりやすいです。

そんな働き者でギャンブル依存だったわたしの夏休みは、おかねがつづくかぎりひたすらギャンブルでした。

ギャンブルひとり旅

パチンコ・スロットしかしないギャンブル依存のひともいますが、わたしは競馬もしてました。

しぜんと、夏休みは競馬場になります。

夏競馬は九州か北海道なので、どちらかに行くわけです。

もちろん北海道にいったこともありますが、好きな時間に新幹線でいける小倉が多かったです。

ギャンブルひとり旅に、土曜の早朝から出て行ってました。

競馬場

朝からならんで指定席をとり、ひたすら目の前のレースと別会場のレースとを買いつづけます。

売店にいってビールや揚げものを買って、ひとり宴会状態。

ふだんは午後からだけの競馬をあさからやるので、午前中は低いレートではじまります。

当然ですが、まあ、ほとんどあたりません。

午後になって、レートがあがってきます。

当然ですが、まあ、ほとんどあたりません。

多めにもってきたおかねが減ってきて、最終レースまでもつように逆算しながらはりつづけ、

幸か不幸か、小倉競馬場にはATMがありませんでしたねえ。

そして毎年、すってんてんになって小倉駅へ戻ってきます。

パチンコ

仕方なくATMでおかねをおろして、パチンコ屋へ入っていくしかありません。

当時はコンビニでおかねをおろせる時代でなかったので、途中でなくならないように多めにおろし、

増えたり減ったりしながら、閉店までひたすらパチンコをつづけます。

麻雀

つづいてカンタンな食事をしたら、駅前の雀荘です。

そして、あさまでひたすら麻雀をすると、それなりにおかねがなくなります。

早朝6時ころフラフラと雀荘を離れて、牛丼屋さんのあさ定食を食べ、

そこから駅前のサウナ屋さんにいって、倒れるように競馬まで仮眠でした。

宿なし、手荷物なし

ギャンブル旅の特徴に、

  • 宿を予約しない
  • 荷物をもっていない

がありました。

宿なし

県外までの旅なのに、宿泊先をとっていません。

というのも、いつ寝るかが決まってなく、

しんどくてギャンブルがつづけられなくなったときに、どこかで横になるだけだからです。

手荷物なし

そして、県外までの旅なのに、なぜか手ぶらでした。

お風呂に入る前にコンビニで下着を買ってきて、それまでのを捨てて着替える生活だったからです。

あっという間に

毎回、夏休み7日間やりつづけるまでおかねがもたず、

3-4日で家にもどる夏の恒例大イベントでした。

ホントに情けなく、なつかしい、ギャンブル依存時代の夏休みはなしを終わります。