資産を配分するにあたり、収益性・安全性・流動性のバランスが重要です。
しかし投資という表現になると、収益性と安全性のはなしばかりになりがちです。
流動性を保つことを、自分を経営する感覚でしっかり意識していきたいです。
流動性と収益性
流動性
すぐに現金化できることを流動性が高いといい、
なかなか現金化できないことを流動性が低いといいます。
わたしたちは日本に住んでいるので、日本円をもつと最も流動性が高まることになります。
流動性と収益性の関係
現金、株式、不動産アパートで、流動性と収益性を見てみましょう。
- 現金 流動性 高、 収益性 なし
- 株式 流動性 中、 収益性 中
- 不動産 流動性 極低、収益性 高
となっています。
(価格上下動のはなしは、安全性と考えてください。)
一般的に、流動性が下がるほど収益性は上がります。
わかりやすく表現すると、
なかなかおかねに戻せなくするのに儲からないのなら、だれもやるわけがない、
ということです。
一行だけで言うなら、
不動産を買えば儲かる、ということです。
もちろん、バランスが保たれているかどうかは、別のはなしになります。
流動性を下げていくために
流動性を下げすぎると
どんどん資産の流動性を下げて、収益性を上げようとすると、
- 日々手元に入ってくるおかねだけでのやり繰りに追われる
- 病気や災害などの出費で回らなくなる
と、ちょっとしたイベントで苦しい状態になってきます。
場合によっては、
- 固定資産を急いで手放し、安値で買い叩かれる
- 資産はあるのに、おかねが払えなくて破綻する
ということが生じます。
段階を踏んでいく
手元のおかねが増えないかぎりは、流動性を下げようとしないことが大切です。
具体的には、①から順に②③④とすすんでいきます。
- 日本円(生活費2年分)
- 全世界インデックス株式
- お気に入り個別株(②③でアパート代3000-4000万円)
- 不動産アパート
と、流動性が高いものから積み上げていく感覚です。
そうすると、日常的に手元のおかねに困ることなく、収益性が上がっていくことになります。
まとめると
収益性・安全性・流動性をバランスよく意識して、資産配分していきたいです。
手元資金の流動性を保ちながら、段階を踏んで収益性を上げていきましょう。
ギャンブル依存は投資に向いている
ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。
いつでもギャンブルできるよう、ポケットに現金を入れてました。
支払いは必ず日本円で、払えないなんて許されない状況だったです。
“奪い合い” で “だれもよろこばない” ギャンブルにおかねを放りつづけたため、
いつもおかねに困るようになりました。
主戦場を、“ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。
世界中の企業に、おかねを放り託していきましょう。
ホクホク投資で、おかねに困らなくなります。
現金や流動性の必要性がわかる、ギャンブル依存でよかった。
これからゆたかになりましょう。