自転車のかごにゴミを入れてると、さらにゴミを捨てられます。
いつの間にか、浮浪者のような自転車になってしまいます。
チャリかごがゴミ箱
地元の大学、地元で就職、どこにいくのも自転車でした。
といっても、パチンコ屋と場外馬券売り場くらいしか、出かけることはなかったですが。
タバコ吸ったり、缶コーヒー飲んだり、おにぎり食べたりしながら、よく自転車こいでました。
そしてゴミは、自転車のかごにそのまま放り入れます。
ギャンブル依存あるあるですが、どこまでも自堕落でええ加減な生活でした。
東京下町生活
30代前半に2年ちょっと、東京に研修で暮らしていたことがあります。
東京下町でも、あたりまえのように自転車生活でした。
そのころ、しょっちゅう警察官に停められてました。
免許証を提示させられて、しばらく無線で連絡とりあってから解放されます。
“都会っていうのは、ホント自転車をよく停めるんですねえ”、
とあるときこぼしてしまいました。
そのとき警察官に、
“イヤなら、ゴミをかたづけろ”、
みたいなことを言われます。
たしかに、そのとおりでした。
はだしでスリッパのおっさんが、かごに空き缶やゴミが入った自転車で目に前にいます。
そんな不審者を停めないといけないひとの仕事を増やしていたわけです。
ホントどこまでも迷惑なヤツでした。
先日かごにゴミが入った放置自転車を見かけ、
こんな感じだったのかなあ、と、情けなく、そしてなつかしかったですねえ。
まあ、ギャンブルやめても、乗ってる自転車はあいかわらずボロボロですが、
かごの中身はすっかりキレイになってます。