投資

投資は借金しない、事業は借金する

事業は、オーナー(リスク)X 経営

投資は、オーナー(リスク)

どちらもリスクをとったほうが、よりおかねが増えていくことになります。

借金もしたほうがいいのでしょうか。

借金のしやすさ

投資

わたしたちレベルの投資では、銀行からおかねを借りるような、いわゆる借金はできません。

しかし、見せ金をすれば、けっこうカンタンに信用買いはできます。

レバレッジという名のもと、投資では借金へのハードルが低くなっています。

事業

事業において借金といえば、銀行にいって借りてくることになります。

経営企画書を提出したり、担保を差し出したりしますが、

実績がないうちは、なかなかおかねを借りられないものです。

もしカンタンにおかねが借りられるとしたら、とんでもなく高い利子が必要になってしまいます。

借金をしてみて

投資で信用買い、事業で借金した場合を考えてみます。

信用買い

投資家のオーナー(リスク)を別の表現にすると、

  • 準備資金 x リスクプレミアム x 時間

により、投資では時間をかけて、おかねを増やしていきます。

もしここで、準備資金を増やすため、気軽に借金をすると、

  1. おかねを貸したひとがリスクをとり、利子というリスクプレミアムを手にいれる
  2. 投資家が手にいれるはずだったリスクプレミアムが、おかねを貸したひとに移動する

結局、準備資金が増えますが、リスクプレミアムが移動していき、

トータルではとんでもなく減ったりマイナスになってしまいます。

規模の大きい専門の投機家は、リスクプレミアムや金利の小さな隙間を計算して利益をあげていきますが、

わたしたちしろうと庶民が、おかねを借りて投資をしても、儲かるはずがありません。

おかねを貸してくれたひとが、儲かるだけです。

事業で借金

事業者、オーナー(リスク)x 経営 を別の表現にすると、

  • 準備資金 x リスクプレミアム x 時間 x コントロール

をして、おかねを増やしていきます。

自分でコントロールする能力や労力が十分あるならば、

おかねを貸してくれる銀行が手にいれるリスクプレミアムなど気にならないほど、

準備資金が増えた分だけもっと稼ぎを増やせます。

わたしたちしろうと庶民でも、儲かるあてがしっかりしてるなら、

おかねを借りて事業をしたほうがより稼げることになります。

もし、なにか商売がうまくすすみだしたら、

借りすぎない程度におかねを借りていくことも考えていきましょう。

まとめると

わたしたちサラリーマン投資家は、レバレッジをかけずに時間をかけて、資産を増やしていきましょう。

不動産や個人事業副業が軌道にのったときに、いい借金をして、ちょっとずつ規模を大きくしていきましょう。

ギャンブル依存は投資に向いている

ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。

パチンコ玉やお馬さんに託するギャンブルでは、

一度借金をするだけで、転がり落ちるように破綻する姿をみてきました。

“奪い合い”、“だれもよろこばない”、“トータルでマイナスの” ギャンブルをつづけたために、

いつもおかねに困るようになりました。

主戦場を、“ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。

世界中の企業に託していきましょう。

借りることなく、時間をかけて投資をしていけば、しぜんとおかねが増えていきます。

借りやすいおかねのコワサを知っている、ギャンブル依存でよかった。

これからゆたかになりましょう。