投資について聞かれることがあります。
その際、“それ大丈夫ですか?” と当たり前のように言ってくるひとがいるのです。
大げさに言うと、思考停止しているように感じます。
危険性がゼロ、はない
なんにおいても、危険性がゼロ、はありません。
日常的な通勤でさえも、電車が遅れたり、交通事故に巻き込まれたりするかもしれません。
なんでも、うまくいく確率とうまくいかない確率があります。
ゼッタイにうまくいく、なんてないことに気づきます。
そのうえで、みんな自分なりに確率や期待値を想定して、日々暮らしているのです。
“大丈夫ですか” と聞かないひと、聞くひと
もし、危険性がイメージできないことに遭遇したら、だれでも不安になります。
そんなときは、自分より詳しいひとに教えてもらったりします。
大丈夫ですか、と聞かないひと
リスクとリターンを自分でコントロールしようとするひとは、教えてもらっているあいだ、決して “大丈夫ですか?” とは聞きません。
質問するとしたら、
- どれくらいの確率でうまくいかないのか
- うまくいかない程度にどれくらいの幅があるか
- うまくいかないとどう困るか
と、自分で判断できる材料を探していきます。
大丈夫ですか、と聞くひと
リスクとリターンを自分でコントロールするつもりがないひとは、”大丈夫ですか?” と気軽に聞いてしまいます。
自分で判断するつもりがないので、意識か無意識か、自分より詳しいひとに任せようとするのです。
“大丈夫です” と答えるひと
もし、“大丈夫ですか?” と聞くことのない自分で判断するひとに、
“大丈夫ですか?” と聞いたらどう返ってくるでしょうか。
おそらく、
- どういう意味ですか
- それはわかりません
といった返答になるでしょう。
自分で判断しようとしない気持ちがわからなかったり、そんなひとには関わりたくなかったり、するからです。
そう考えると、“大丈夫です” と答えて、自分で判断できないひとに近づいてくるなら、
とんでもなくアヤシイ話になっていきそうです。
まとめると
なんでも危険性がゼロになることはないので、自分でリスクコントロールするしかありません。
“大丈夫ですか?” と他人に聞くと、自分のアタマで考える機会を失っていきます。
ギャンブル依存は投資に向いている
ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。
つねに身銭を切って真剣を振りつづける、自己責任のなかで暮らしてきました。
“奪い合い” で ”だれの役にも立たない” ギャンブルをつづけたために、
いつもおかねに困るようになりました。
主戦場を、“ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。
世界中の企業に託していきましょう。
自分の耐えうるリスクを理解しておけば、スムーズにおかねが増えていきます。
自分で判断しつづけてきた、ギャンブル依存でよかった。
これからゆたかになりましょう。