”はじめての催眠術” という本を読みはじめました。
よく見る営業販売本の元ネタのようにも見えますが、催眠という学問の本なので風呂敷を広げる感じがありませんでした。
催眠成立の2本柱
催眠術をかけるひとの技量よりも、かけてもらうひとの感受性のほうが、
催眠成立に大きく関わってくるそうです。
ガイドと登山者みたいな関係で、実際に結果をだすのは登山者ということです。
そのうえで、催眠がうまくいく関係には、
- ラポール形成
- 威光暗示
という、2つの信頼の柱が必要となってきます。
ラポール形成
ラポールは、心理学でよくつかわれる信頼関係を表す言葉です。
ふたりの関係が良好で、ひととして安心した信頼を保っている状態になります。
もちろん、催眠術という行為がアヤシくなくキケンでもないことも信頼してもらいます。
威光暗示
威光暗示とは、肩書きや外見などから、オーラ・雰囲気といった権威を感じてもらうことです。
専門家でありただ者ではない、と信頼してもらいます。
そのためには、自信をもって振舞っていかないといきません。
ひととしての信頼(ラポール形成)と実行能力の信頼(威光暗示)とから、催眠のたのしさやおもしろさに誘導していくそうです。
営業・販売の本では
催眠を営業や販売に置きかえると、よく読むビジネス本とおんなじ内容であることに気づきます。
自社のモノやサービスを購入してもらうには、
- ひととして信頼していただく
- 専門家として信頼していただく
そんな必要がある、とあちこちで見かけます。
ひととして信頼してもらうために、“ふところに飛び込め”、“何度でも訪問しろ” とか書いてあります。
専門家として信頼してもらうために、“簡潔で役立つ提案”、“自信をもった振る舞い” とか書いてあります。
“こうやったらなんでも売れる” という過激な営業テクニックの本も見かけたりします。
しかし、心理学や催眠術から派生した営業方法だからこそ、売るひとの技術よりも買っていただけるひとの感受性に重きをおいていきたいです。
詐欺師まがいのテクニックに浮かれることなく、主役の登山者が気持ちよくすすめられるガイドみたいに商売をしていきましょう。
まとめると
催眠術も営業もテクニックに頼ることなく、ラポール形成と威光暗示という2つの信頼関係を大切にしていきたいです。
ギャンブル依存は個人事業副業に向いている
ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。
おかねも時間もすべてギャンブル優先の人生だったため、ひととして全く信用されませんでした。
“奪い合い” で “だれの役にも立たない” ギャンブルをつづけたために、
いつもおかねに困るようになりました。
主戦場を、“ひとによろこんでもらう” 個人事業副業に換えるだけでいいんです。
すべてをお客さん優先に変更するので、ギャンブルするヒマがなくなります。
信頼関係形成とともにおかねが増えていきます。
優先順位を変更するだけでうまくいく、ギャンブル依存でよかった。
これからゆたかになりましょう。