先のことはわかりません。
けれどもなのか、だからなのか、長期計画をたてたくなります。
コントロールできること、できないことを区別しましょう。
法人と個人の長期計画
終わりがないものとあるもので、長期計画は違います。
法人
オーナー社長の本を読んでいると、理念やミッションのあとに、中期・長期の経営計画をだすのが当たり前とよく表現されます。
そして、その数字を達成していくため、日々想定外に立ち向かっていくのです。
つねに社員は入れ替わり、オーナー社長も交代しながら、法人だけはつづいていきます。
永続的な成長と繁栄を目指し、法人には長期の達成計画がつねに必要となるのです。
個人
個人でも、長期計画をたててなにがなんでも達成していけば、理論上うまくすすんでいけそうです。
ただ、みんな年々歳をとり働けなくなりいつかは死ぬので、永続的な成長や繁栄は必要ありません。
ホントにきつい想定外をひっくり返すよりも、受け入れるようにしたいです。
そう考えると個人の長期計画は、自分でコントロールできる行動計画だけにして、最終像はぼんやりさせることになります。
資産管理行動計画
老後をシミレーションしたグラフをよく見かけますが、自分でコントロールできないことを前提にしないようにしたいです。
自分でコントロールできない
- 退職金
- 給料(雇用状況)
- 個人事業に来てくれるお客さん
- 投資配当
- 金利や株価
- 親からの相続
どれも時代の変化や人間関係で、これからどうなるかはわかりません。
自分ではコントロールできないので、ぜんぶひっくるめて半分くらい入ったら運がいい、くらいに考えたいです。
自分でコントロールできる
自分でコントロールできることには、
- 質素倹約(収入の5割生活)
- 健康維持
があります。他には、
- 資産の分散
- 収入の複線化
どの時代でも、自分で資産を守り増やすために有用です。
自分で完全にはコントロールできなくても、十分な分散と複線化は安全域を広げてくれます。
給料や退職金が減ると成り立たない計画では、数字を正確に出してもほとんど意味がありません。
行動計画による、大まかだけど安全な数字をイメージしていきましょう。
まとめると
個人資産管理においては、自分でコントロールできる行動計画をすすめます。
どの時代でも通用する、質素倹約・健康維持・分散投資・収入の複線化の先にある余裕をもったゴールにしていきましょう。
ギャンブル依存は投資、個人事業副業に向いている
ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。
パチンコフィーバー機の回転数から、日当1-3万円をイメージしながら打ちつづける日々でした。
“奪い合い” で “だれの役にも立たない” ギャンブルをつづけたために、
いつもおかねに困るようになりました。
主戦場を、“ひとによろこんでもらう” 株式投資や個人事業副業に換えるだけでいいんです。
ギャンブルするヒマなんてすぐになくなります。
ずっとつづければ、資産分散と収入の複線化がすすみます。
目前の回転を数える行動の先にある計画がイメージできた、ギャンブル依存でよかった。
これからゆたかになりましょう。