投資

ミスして当たり前、ソンして当たり前

部活でスポーツをやっていたひとは、とんでもなくミスをイヤがりがちです。

意識しすぎると、ポイントをとって勝つことよりも、ミスしないことばかりにこだわってしまいます。

スポーツ

多くのスポーツで、選手も指導者もミスをイヤがります。

  • とにかくミスだけはするな
  • ミスは絶対にしない

という表現です。

そうするとテニスだったら、コースを狙わず、強くも叩かず、ていねいに返すようになります。

といっても、ミスが完全になくなるはずはありません。

発生確率が下がるだけです。

冷静に考えると、おたがいがミスしないことだけを意識するテニスなら、ただただラリーをくり返すので、しぜんとポイントの期待値は0.5に落ち着きます。

相手の返しにくいショットを打つ挑戦がなければ、ポイントの期待値は動きません。

なくなるはずのないミスを恐れず、しゅくしゅくとトータル期待値を上げるチャレンジをくり返していきたいです。

株式投資

投資においては、“ミス” を “ソン” に置き換えるとわかりやすいです。

購入した株の価格が一過性にマイナスとなるソンは、日常的に起こります。

個別の株価が買い値を下回る状況も、当たり前だと気づきたいです。

長期的にみれば高い確率で多くの株価が上昇する、と信じられたらなんにも怖くはありません。

分散して運用していけば、トータルで期待値がプラスになるのだから、

一過性のソンを恐れて投資を控えるほうが、ソンしているのです。

まとめると

部活スポーツ指導の影響を受けると、ちょっとした ミス や ソン をとんでもなく怖がってしまいがちです。

ミスやソンはどうやってもなくならないので、全体の期待値を上げることに意識を向けていきましょう。

ギャンブル依存は投資に向いている

ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。

よく回るパチンコ台、オーラストップになる麻雀役作り、期待値を意識する日々でした。

それに、ソンをする恐怖がありません。

“奪い合い” で “だれの役にも立たない” ギャンブルをつづけたために、

いつもおかねに困るようになりました。

主戦場を、“ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。

世界中の企業に託していきましょう。

全勝しなくても、運用しつづければおかねが増えていきます。

ちょっとした ミス や ソン が気にならない、ギャンブル依存でよかった。

これからゆたかになりましょう。