おかね持ち本には、おかねに困らなくなる姿勢などが書いてあり、とても参考になります。
いろいろ読んでみると、本によって正反対の内容があることに気づきます。
どちらが正しいではなく、対象とする読者の違いです。
おかね持ち本によってちがう内容
本によって正反対の箇所を、
- 住居費用
- 日常生活品の節約
- 交際費
- 人気商品、新商品
この4つを例に見てみましょう。
住居費用
住居費用については、
- 支出の大部分を占めるので、しっかり抑える
- 自分と家族が過ごす空間なので、おかねを十分かけて快適にする
日常生活品の節約
食品などの日常生活品では、
- 底値を意識しながら比較、しっかり節約して支出を抑える
- スーパーめぐりをしてもそんなにおかねは残らないので、シンドイ節約はしない
交際費
会合や会食への参加については、
- 外食を控えて自炊生活、おかねを使わず健康と家族団らんを優先する
- 積極的にいろんな方と会食して、本やネットではないホントの学びを体験する
人気商品
人気商品や話題の新商品については、
- ミエやマーケティングには踊らされず、世の中にあふれる必要ないものを購入しない
- 人気商品はとりあえず試し、行列をみたらならび、流行りを体感する
どれも、とんでもなく正反対の内容でおどろきます。
どっちが正しいんでしょうか?
対象者のちがい
これは、対象とする読み手のおかねIQレベルによって、アドバイスがちがうだけで、
どっちかがマチガイではなく、どちらも正しいです。
おかねのIQレベル
おかねの知性レベルについては、いろんな表現がありますが、
ひとことでいうと、
- レベル0:借金生活
- レベル1:その日暮らし、貯金なし
- レベル2:あまったら貯金
- レベル3:積み立て貯金
- レベル4:保守的長期投資
- レベル5:自分なりの投資、事業
- レベル6:経済的自立
となり、
まず、自分のレベルに気づき、アップさせて、ゆたかになっていきましょう。
ここで、積み立て貯金できる貯蓄体質 レベル3に達しないままのひとが多く、
守備を固める前から、レベル4以上の投資や副業という攻めをスタートさせるので、うまくいかないのです。
どちらも正しい
レベル3に達しているかどうかで
- 貯蓄体質になっていないひとには、おかねを貯めるアドバイス
- 積立貯金ができるひとには、おかねの使い方や増やし方のアドバイス
と、必要な内容が変わってきます。
おかねのIQレベル3の積み立て貯金ができるようになるまでは、どの内容でも上段の①が正しくなります。
おかねに困ってふりまわされている状態では、まず支出コントロールが優先です。
そして、積み立て貯金が安定してできるようになると、下段の②がすべて正しくなり、
おかねを上手につかって、よりゆたかになることを目指します。
時間や空間にゆとりをつくって、共鳴するかたと出会い、世の中のニーズを感じ、自問しながらアイディアをさがしていきましょう。
注意点
キラキラしたレベル6のカッコイイおかね持ち話、“おかねは使い切れ!” “使った分だけ増えていく!”
には、関わらないようにしたいです。
積み立て貯金ができてもできなくても、わたしたち凡人は、おかねをつかう口実だけになってしまいます。
まとめると
積立貯金ができるまではおかねの貯め方、貯蓄体質になってからはおかねの使い方や増やし方、が参考になります。
おかねのIQレベルを意識しながら、おかね持ち本を読むとおもしろいです。
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“奪い合う”より“分け合う”、それよりも“いっしょに増やす”
【元ギャンブル依存ドクターの経歴】
ギャンブル依存は投資・副業にむいている
ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。
住居・時間・交際費・人気商品などに目もくれず、なにを求めることもなく、
ただただおかねを放り投げる日々だったです。
“奪い合い” で “だれの役にも立たない” ギャンブルをつづけたために、
いつもおかねに困るようになりました。
これからは、主戦場を “ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。
物欲がなく、なんにもいらないギャンブル依存は、おかねの貯め方を学ぶ必要がありません。
現在おかねのIQレベルは 0 か 1ですが、レベル3になるための知識や努力が必要ないのです。
世界中の企業に託す分散投資をつづけて、しぜんとおかねを守り増やしていきましょう。
おかねの使い方だけを学ぶだけでいい、ギャンブル依存でよかった。
これからゆたかになりましょう。