学生時代の終わりに仲がよかったひとと行く卒業旅行は、近場から北海道・沖縄・海外までいろいろあり、とんでもなく盛り上がるそうです。
しかし、ギャンブル依存だったわたしは、学生最後の春もパチンコばかりでした。
卒業旅行にいけない理由
ギャンブル依存だと、
- おかねがない
- 卒業できるかわからない
- 旅行に興味がない
- 仲がいいひとももギャンブル依存
なので、卒業旅行に行けません。
おかねがない
ずっとギャンブルばかりで、まとまったおかねを目にすることはなく、
手元におかねがあれば使ってしまう、いわゆるその日暮らしのため、
10万円、20万円分の費用をあらかじめ準備するなんて、まあムリな話です。
卒業できるかわからない
学校も行かずひたすらギャンブルしてるので、つねに単位が足りず、
どうにか就職先が見つかったとしても、卒業できるかはっきりしない状態がつづきます。
教授や担当教官にひたすらお願いして、あとはギリギリまでギャンブルしながら吉報を待つしかないのです。
どう考えても、旅行なんて予定がたてられません。
旅行に興味がない
ギャンブル依存は、ギャンブルができたらそれでよく、
近所のパチンコ屋 と 週末競馬で十分にいそがしいわけです。
そもそも旅行にいくのがメンドくさいので、どうにもこうにもなりません。
仲がいいひともギャンブル依存
そして、キホン的に友だちは少なく、しかもみんなギャンブル依存ばかりです。
つるんでいるひとたちも、
- おかねがない
- 卒業できるかわからない
- 旅に興味がない
なので、まあどうやっても卒業旅行にいけるはずがありません。
卒業パチンコ
必然的に学生最後の春も、卒業できるかあやしい仲間たちとギャンブルする毎日だったです。
いつもどおりにいつものパチンコ屋にいて、
“これがオレらの卒業パチだあ”、とか叫んでましたねえ。
あの時代にギャンブルやってた一部のひとにしかわからない、そしてなんの役にも立たない話題をしてしまいました。
なんとも情けない、恥ずかしい、でもなつかしい、ギャンブル依存想い出はなしを終わります。