投資

あやしい話にだまされないために

詐欺グループによる被害者が多数でました、あやしい投資話には近づかないようにしましょう、そんなニュースを見かけます。

投資はアブナイから関わらないではなく、だまされないために必要な 投資と詐欺 のキホン的な見分け方を知っておきたいです。

だまされるひとのカンチガイ

もし知らないひとから、

  • “儲かるはなしがあります”

と言われても、まあみんな無視します。

でも、ちょっとした知り合いに、

  • “オレも儲かった”
  • “専門家のプロがうまくやってくれる”
  • “元本保証してくれるらしい”

と言われると、ついつい話をきいてしまうらしいです。

このようなひとは、

  • ラクして儲かるのが投資
  • 特別な方法を使えば、損失は必ず回避できる

と、カンチガイをしているから詐欺に遭ってしまうのです。

投資 と 詐欺 との区別

投資と詐欺と区別するためには、運用テクニック や 見せかけの数字ではなく、そもそもどうやっておかねを増やすのかを確認しましょう。

出資先の事業内容が、おかねの入ってくる原則に沿っているかの検討です。

おかねの入ってくる原則

まず、おかねの入ってくる原則ふたつ

  1. おかねはひとに喜んでもらうと手にはいる
  2. 喜んでもらえるかに絶対はない

を知っておきたいです。

おかねはひとに喜んででもらうと手にはいる

どんな商売や事業であっても、そこにおかねを払ってくれるお客さんがいなければ成立しません。

モノやサービスでだれかに喜んでもらえるたびに、おかねが入り、

ラクかどうかは関係なく、直接的でも間接的でも、多くのひとに大きく喜んでもらえるほどおかねは増えていきます。

喜んでもらえるかに絶対はない

どんな商売や事業でも、はじめる前から、必ず、お客さんに喜んでもらえるかなんてわかりません。

うまくいくかハッキリしないけど、アテがあるから挑戦し、

専門家だろうが、経験が浅かろうが、とにかくやった後にはじめて結果がでるのです。

先のことはわからない不確実な状態に、

  • リスクをとるからリターンがある
  • リスクをとらないとリターンがない

投資が絶対にうまくいく、はありえません。

事業内容の検討

おかねの原則を踏まえたうえで、詐欺なのか投資なのかは、

  1. 仕組み
  2. 参加基準

を検討して、矛盾がないかを確認しましょう。

仕組みを検討

投資とは、商売や事業に出資して、儲かったらおかねを分配してもらう仕事です。

だから、話を聞いたときに、

  • だれが
  • どうやって
  • だれを

よろこばすという、事業内容・ビジネススタイルをしっかり理解できたうえで、

その仕組みに賛同して、自分のおかねを託していきます。

これでもし、お客さんが喜ぶ仕組みではなく、参加者同士が奪い合ったり、脱落や搾取が主体の仕組みだったら、それはまちがいなく詐欺です。

参加基準を検討

そして、キホン的にだれでも参加可能な仕組みのほうが、公共性が高く、安心です。

というのも、おかねを集める側からしたら、

  • 1000万円あつめたいのなら、1000万円だせるひとに
  • 1億円あつめたいのなら、1億円だせるひとに

直接お願いするほうが、本来ラクなはずで、

儲かるいい話ほど、お金持ちにしか相談はやってきません。

もし、わたしたち庶民に対して “あなただけ特別” という基準の連絡が入ったら、それはまちがいなく詐欺です。

でてきた内容をならべると、

  • 専門家が運用するので、必ず成功するから、あなただけへ、何の心配もない儲け話
  • 勧誘先が増えるにつれ、しぜんと紹介料が入ってくるから、知り合いが多い君は、ラクして儲かる話

だったら詐欺で、

  • 今までにないサービスで新たな市場を開拓するので、ある程度勝算があるから、賛同してくれる方へ、リスクをとってもらう話

ならば投資と言えます。

あやしい詐欺話には近づかず、質素倹約しながら、オーソドックスなリスクをとって投資をつづけていきましょう。

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まとめると

  • ひとがよろこぶ仕組みがはっきりして
  • だれでも参加できて
  • 長期運用でリスクを下げられる

のが、わたしたち庶民の投資で、

  • だれがよろこぶかわからない
  • 限られたひとしか参加できない
  • 必ずすぐにうまくいく

というのが、詐欺の儲け話です。

そしてもちろん、

  • だれがよろこぶでもなく
  • 実力あるものだけが
  • うまくいく

という勝負事は投機なので、わたしたちシロウトは、これにも近づかないほうがいいですね。

ギャンブル依存は投資にむいている

ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。

必勝法を語るヤツほどアヤシイのが、あたりまえの世界だったです。

“奪い合い” で “だれの役にも立たない” ギャンブルをつづけたために、

いつもおかねに困るようになりました。

これからは、主戦場を “ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。

だれでも参加可能な株式投資で、世界中の企業に託し、ゆったりとおかねを増やしていきましょう。

儲け話に乗らず自分のアタマで考えられる、ギャンブル依存でよかった。

これからゆたかになりましょう。