依存症克服

否認に寄り添う姿勢

自覚症状なく自分の非を認めないひとたちには、関わらない方がいいに決まっています。

でも、家族や大切なひとが “否認” するひとだったなら、変わってもらえるように努力したいです。

そんなときは依存症であってもなくても、相手をコントロールしようとせず、冷静に寄り添っていきましょう。

否認する依存症者

お酒、ギャンブル、薬物などに依存するひとがいると、家族は振り回されます。

ほかの病気とちがって、本人には自覚症状がないばかりか、病気であることを否定するので、

どうやっても治療の入り口までたどりつけません。

意識しているのか意識していないのか、内心は助けて欲しいのに、依存症者はいつまでも否認して抵抗しつづけるのです。

依存症者への初期介入

このように否認する依存症者への初期介入は、専門家でも困難を極めます。

ぜひ家族には、

  1. 感情的に押し付ける姿勢
  2. 冷静に寄り添う姿勢

ついつい、うまくいかない介入となってしまう現状に気づきたいです。

感情的に押し付ける

どうしても家族だからこそ、

  • 説得しようとする
  • 相反する気持ちを理解できない(やめたい、やめたくない)
  • 共依存である自分に気づかない

上から目線のまま、相手の気持ちを理解しようとせず、感情的に押し付けてしまい、

自分自身が、依存症継続を手伝っているのに、

  • おかねを貸す
  • 会社への欠勤連絡
  • 気丈に振舞う
  • 面倒をみる

被害者ぶってばかりで、自分の落ち度へも気づけないままとなりがちです。

冷静に寄り添う

そんな家族だけの近い距離感だけではなく、

  • 本人を大切に思い、回復を願っているひと
  • 冷静に対応するひと
  • 専門的知識をのあるひと

かかわるメンバーでチームを組みましょう。

そのうえで、相手をムリやりコントロールするのではなく、

  • 誠実に(回復を願う気持ち)
  • 避難や攻撃をせずに(感情的にならない)
  • 正直に(テクニックにたよらず)

本人の動機を引き出していきます。

そして、家族自身も覚悟をもって、自分の共依存体質改善へ取り組むのです。

こんな感じで、感情的にムリやりコントロールではなく、冷静に寄り添いながら家族自身が変わっていくように介入すれば、

いつしか否認の状態を脱けだして、いっしょに治療へすすめるでしょう。

周囲のだれかに変わって欲しいとき、マネジメント

この一連のはなしは、ビジネス書でよくみかける、

  • ひとへの伝え方 や 指導方法、マネジメント
  • 営業 や 販売

などと、ほとんどおなじ内容です。

  • 自己都合の思い込みを押し付けるのではなく、同僚やお客さんにとって最高の理解者としてお役に立つ姿勢でいれば、すべてがスムーズにすすんでいく

この必然は、依存症患者であってもなくてもいっしょで、

みんなだれだって、現状維持のワナにはまって否認しつづける、そんな事実に気づかされるでしょう。

変わって欲しい、と周囲のだれかに対して思ったなら、

  • 真に期待し、冷静に、知識をもって、
  • 誠実に、非難せず、正直に、

接していくのが良さそうですね。

まとめると

みんなだれしも、気づかないまま変化を避け、意固地となりがちです。

相手が依存症であってもなくても、コントロールしようとせず、最高の理解者としてお役に立つ姿勢で冷静に寄り添いながら、自分自身が先に変わっていましょう。

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プロフィール

ギャンブル依存は投資に向いている

ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。

ずっと劣等感をもったまま、ギャンブルしないひとの上から目線がイヤで、

それでいて内心、おかねに困らない生活をしてみたい日々だったです。

“奪い合い” で “だれの役にも立たない” ギャンブルをつづけたために、

いつもおかねに困るようになりました。

今日このブログをよんで、もしかしたら、自分自身で “否認” を取り払えそうに感じたかもしれません。

その際、主戦場を “ひとによろこんでもらう” 株式投資に換える選択肢にも気づきたいです。

これからは、ギャンブル依存特有の “託する” 能力を利用して、

株を買い続ける

いままでどおりの頑固さで、しゅくしゅくと世界中の企業に託していきましょう。

しぜんとおかねが増え、おかねに困らなくなっていきます。

“託する” 能力の高い、ギャンブル依存でよかった。

否認をこえて、これからゆたかになりましょう。