最近のパチンコ屋さんでは、ゆっくりと心地いい音楽がながれてるそうです。
わたしが毎日行っていた25年くらい前は、場末店もいつもの店もどこも騒がしくしてました。
むかしながらのパチンコ屋
平成に時代が変わったころ、むかしながらの場末パチンコ屋さんには、
どこのメーカーだかよくわからないような機種がおいてあり、客はおじいさんばかりで、
そんなお店でよく流れる曲といえば、
- 軍艦マーチ、ど演歌
- 蛍の光 で閉店
その当時でさえ、昭和を感じさせるディープな空間だったです。
わたしが学生時代に行っていたパチンコ屋
そしてわたしの地元では、サッカーJ1開幕の “オーレー、オレオレオレ〜” みたいな曲もちょっとだけ流行りましたが、
ほとんどのパチ店のラッキータイムは、どこもあの有名な曲で熱狂だったですねえ。
ラッキータイム曲、閉店の曲
ラッキータイムのたびに、T-SQUAREの “TRUTH” がひっきりなしに流れてました。
F1グランプリのあのテーマ曲が、サックスみたいな電子音ソロも含めて、30分以上ひたすらリピートされ、
F1レースのことはよく知らないけど、この曲がかかるたび、なんだかみんなテンションが一気にあがり、
館内放送の絶叫も、一段とチカラが入っていた気がします。
そんなパチ屋閉店の曲は、映画“ボディーガード” のあのテーマ曲でした。
- “えんだぁーーーい、いやぁーーー、チャラララァー”
この曲がはじまると打つのをやめて、パチンコ玉換金へ並びはじめる日々だったです。
はやりうた
そして、ほとんどの時間帯では、有線の “はやりうた” がかかってました。
安室奈美恵とか、スピッツとか、だったでしょうか、
あさから晩まで聴いていたら、いつのまにか口ずさんでしまうもので、
ギャンブル依存で “はやりもの” にまったく縁のない暮らしでも、当時 “はやりうた” だけは知っていました。
そんなノリで、学生飲み会の2次会カラオケ、いざ歌ってみようと思ったら、
- 題名 も 歌手名 もわからない
なんとなく知ってるだけだった、と気づくのが、日常でしたねえ。
ギャンブルしないひとには伝わりにくい、ギャンブル依存あるあるでした。
いま振り返っても、情けない、はずかしい、でもやっぱりなつかしい、
どっぷりギャンブル依存、パチンコ依存だったころの想い出はなしを終わります。
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