どんなときに “もったいない” と感じるかは、そのひとの価値観・習慣です。
“もったいない” を見直していくと、おかねに困らなくなってきます。
ギャンブル依存、ふつうのひと、貯蓄体質投資家で、“もったいない” を比較してみましょう。
ギャンブル依存にとっての “もったいない”
ギャンブル依存のひとたちは “もったいない”をいつも痛感しているのに、どうしてギャンブルをつづけるのだろう、多くのひとには不思議です。
ギャンブルでの負け
- “あー、きょうパチンコいかなきゃよかった”
- “うわ、競馬であんなに負けてしまった”
ギャンブル依存のひとはこんな感じで過ごしている、とふつうのひとは想像しています。
ところが、ギャンブル依存のひとは、そんなこと言いません。
そう口に出すのは、ギャンブルにハマっていない趣味程度の方々です。
ギャンブル依存のひとは、勝った負けたなんかではなく、ギャンブルをつづけることだけに囚われているので、
勝負が決するたびにすぐつぎへすすみ、反省しているヒマなんてありません。
とにかく、ギャンブル優先でおかねを使うのがあたり前です。
ギャンブルの負けはただの日常茶飯事であって、“もったいない” とは感じるはずがありません。
専門外でのヒマつぶし
ただ、例外はあります。
ギャンブル依存が “もったいなかった”と感じるのは、なんとなくやってしまったギャンブルです。
パチンコやスロットだけに専念するギャンブル依存のひともいますが、多くは競馬・競艇・競輪・麻雀など複数種目をやってます。
わたしもそうでした。
そんな複数をこなす依存症のひとにも、こだわりや専門性があって、
- いろいろやるけど、メインはパチンコ
- 競馬が優先
- 麻雀の合間に競輪
それぞれに軸となる種目があり、その種目の必要額1日分が自分のなかで大まかに決まっています。
- パチンコが軸で、1日に2万円のタネ銭
- 競馬が軸で、1日に1万円のタネ銭
- 競輪が軸で、1日に10万円のタネ銭
わたしはパチンコが軸で、3-4万円のタネ銭でした。
そんなわたしが、なんとなくヒマつぶしに競馬や麻雀で5万円負けてしまったとき、
“あら、もったいないことしたな” と感じます。
とくに、手元のおかねがパチンコ1日分の3万円より少なくなると、“あれえ、もったいないことしてしまった” と悔やんでしまいます。
わかったようなわからない話ですが、
- 専門であるパチンコ以外で、パチンコ以上におかねを使ったとき
あとで、“もったいない” と感じるわけです。
ふつうのひとにとっての “もったいない”
ギャンブル依存でないふつうのひとの “もったいない” もみてみましょう。
多くのひとが、ストレス社会に疲れ、たくみなマーケティングに踊らされて、なんとなくで身の丈以上の買い物をしています。
がんばっている自分へのご褒美が、日常になっているひともいます。
そして、手元のおかねが減ってくるたびに、
- “もしかして、もったいなかったかも”
と感じます。
なんとなく浪費をくり返しては、
- “あれえ、もったいないことしてしまった”
と悩んでしまうのです。
とくにミエをはって購入したあとなどは、激しく後悔するでしょう。
- ホントに欲しいモノ以外で、思った以上におかねを使ったとき
あとで、“もったいない” と感じるわけです。
結局、ギャンブル依存のひと と ふつうのひと、どちらもおかねに困ってしまいます。
貯蓄体質投資家にとっての “もったいない”
一方、貯蓄体質投資家は、“もったいなかった” と感じることが大キライなので、
どんなときも自分と家族の健康や幸せを優先して、長期的な目線でおかねを使います。
いつでも支払う際には、どんな少額であっても、あとで後悔しないかを必ず確認します。
だから、おかねを衝動的につかうことはありません。
つねに意識してつかうので、おかねに困ることがないのです。
価値観・習慣を見直す
“もったいない” を見直してなくしていまえば、おかねに困らなくなる、と気づきます。
おかねが減った後からでなく、おかねをつかう前に、“もったいない” を意識するのです。
“もったいない” は自分の価値観・習慣
おかねをどう使っているかは、意識していても意識していなくても、自分の価値観・習慣そのものです。
その価値観・習慣からズレると、“もったいない”と感じます。
ギャンブルやミエがあたり前の価値観だったり、衝動買いでお金なくなるのが日常の習慣では、いつまでたってもおかねに困ったままです。
“もったいない” をおこさない
価値観・習慣を見直して、“もったいない” をおこさないために、
- 経済的自立を目指す
- 自分と家族の健康や幸せを優先する
このふたつを理解・実践して、おかねに対する姿勢を変えていきましょう。
① おかねが増えるようにおかねを使って不労所得を増やす、という経済的自立への価値観・習慣を当たり前にします。
企業権利である株や不動産などの資本を購入しつづけて、おかねからおかねを産んでいき、
経済的自立を目指せば、しぜんと長期的思考になって、“もったいない” はなくなります。
② 自分と家族の健康や幸せを最優先すれば、ギャンブルや衝動買いなどの “もったいない” はすぐになくなってきます。
すると、ゆとりある暮らしになるので、さらにムダなおかねを使わなくなり、
もっともっと家族が生活の軸という、いい循環にすすんでいくのです。
価値観・習慣を見直しつづける
“もったいない” と感じるたびに、価値観・習慣を見直せば、
- できるだけおかねを使わず投資に廻して、早期経済的自立
- 経済的自立が遅れてでも、いま優先したいもっと大切なもの
と、おかねの使い道を真剣に考え、
経済的自立達成への加速 と 自分の生活おかね軸 とのバランスがはっきりしてきます。
そうすればもう、“もったいない” はなくなって、おかねに困らない家族と幸せな日々の実現です。
まとめると
経済的自立を目指す投資生活 と 健康や家族優先の軸をもった生活とを実践して、“もったいない” をおこさないようにしましょう。
価値観・習慣を見直していけば、おかねに困らない生活 と おかねよりも大切なもの どちらも手に入ります。
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【元ギャンブル依存ドクターの経歴】
ギャンブル依存は投資にむいている
ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。
極限まで日常生活費をけずり、自分の専門ギャンブルという軸に忠実だったです。
“奪い合い” で “だれの役にも立たない” ギャンブルをつづけたために、
いつもおかねに困るようになりました。
これからは、主戦場を “ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。
世界中の企業に託していきましょう。
そのままの質素倹約で、生活の軸を見直すだけです。
しっかりとおかね軸をもった経験のある、ギャンブル依存でよかった。
これからゆたかになりましょう。