子ども将棋教室で原田九段が、ねらいの2つ以上ある手を考えていきましょう、と言われていたことをよく憶えています。
たしかに、あっちにもこっちにも好影響がおよぶ手段を見つけられたなら、将棋にかぎらずなんでもうまくいくでしょう。
将棋でのねらい
将棋は、自分の駒をつかって、自分の大将を守りながら、相手の大将をやっつけてしまうゲームです。
そのためには、相手の陣形をくずしていかないといけません。
もし、ねらいが1つだと、その都度相手が準備をして受けてしまいます。
しかし、ねらいが2つ以上ある好手だと、相手は準備できずに受けきれなくなるので、形勢が一気に良くなるのです。
日常の中での好手
日常生活では、相手をやっつけるのではなく、よろこんでもらいます。
そこで、自分を含めて複数人にメリットが生じる、そんな好手を目指したいです。
たとえば、
- おいしい食事を食べるときに、学びにつながる相手を誘う
- 知り合いの講演会へ、興味がありそうな友人に声をかけてみる
そうすれば、お店や主催者・学びたい相手や友人・自分、いろんなひとがよろこびます。
こんな感じで、いつでもどこでも、勤めている会社内の部門間でもWin-Win を目指していきましょう。
投資をするだけで
そこまで考える必要なくわたしたち凡人でもカンタンにできる、あちこちへ好影響を及ぼせる手段のひとつに、株式投資があります。
というのも、株式の購入それ自体が、いろんなひとをよろこばす好手だからです。
たとえば、ある企業の株を購入してみると、
- 企業は、自己資本が増えてよろこぶ
- 企業のお客さんは、ゆくゆく企業のサービスがひろがるのでよろこぶ
- 企業の従業員は、ゆくゆく給料が増えていくのでよろこぶ
- 社会全体は、世の中におかねが廻るので景気が良くなる
企業・お客さん・従業員・世の中、いろんな方々がよろこびます。
しぜんとあちこちにいい影響がでるので、収入が入るたびにひたすら株式を購入していきましょう。
個人事業副業では
ただモノをつくって売るだけでは、なかなか好手となりません。
もし、ねらいが1つだと、そのほか大勢の中に埋もれてしまうからです。
いろんなひとがいっしょになってよろこぶ状況を、どうにかイメージしていきたいです。
たとえば、
- 消費者個人がよろこぶ
- 個人が属する企業もよろこぶ
- 個人が属する家族もよろこぶ
- 個人が属する地域もよろこぶ
よろこんでいるひとがどんどんひろがっていく、そんなアイディアを考えて、しゅくしゅくと試行錯誤していきましょう。
こう見ていくと、なにをするにも自分なりに複数のねらいをつけ、多くのひとをよろこばせて、おもしろおかしくゆたかになっていきたくなりますね。
まとめると
いろんなひとのよろこぶ姿が効率よくひろがっていくような好手を見つけだして、日常生活・投資・個人事業をうまくすすめていきましょう。
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【元ギャンブル依存ドクターの経歴】
ギャンブル依存は投資・副業に向いている
ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。
どうやったら効率よく、3人の相手を麻雀でやっつけられるか、日常的に考える日々だったです。
“奪い合い” で “だれの役にも立たない” ギャンブルをつづけたために、
いつもおかねに困るようになりました。
これからは、主戦場を “ひとによろこんでもらう” 株式投資や個人事業副業に換えるだけでいいんです。
いままでのエネルギーをそのまま利用して、ひたすらお客さんによろこんでもらう手段を探していけば、おかねが増えていきます。
これまでもこれからも好手思考の、ギャンブル依存でよかった。
これからゆたかになりましょう。